煉獄杏寿郎の姉

煉獄さーん ページ13

数日後…＿＿


杏寿郎side


姉上がこの世を去ってから俺は柱になった


なにも変わらない日常かとおもうが、あのあと、お館様から数日休日を与えてくださった


でも、俺はそんなことはどうでもよかった


部屋に一人っきり


ぼぅーとする日、実に3日


姉上の死は受け入れたはずなのに、やはり受け入れたくなかったのが大きかった


千寿郎がこの事を俺の口から聞いたとき、その場で膝をついて、泣いた


『あっ……う"っ……うぅっ、あ、ねうぇっ…！』


この苦痛な叫び声が


悔しいそうな叫び声が


聞いていてものすごく辛かった


俺は千寿郎を抱き締めた


強く、強く抱き締めた


守れなくてすまないと千寿郎に何度も謝った


「…姉上」


ポツリと青い空に向けて呟く


雲が横に横にとゆっくりと…確実にながれていく


すると、ガシャンッ！！と音がした


なにかを割ったおと


俺は聞こえた方に走った


すると、そこには竈門少年が父上に押さえつけられているところだった

千寿郎は竈門少年を父上から引き剥がそうと、父上に声をかけた


だが、そんなのは気に求めなかったらしく


千寿郎を殴った



口の端から血が流れている


地面にた折れ込んで、涙目になってる


俺はその場でなにかが切れた


俺は父上に向かって拳を投げた


父上はぶっ飛び、竈門少年も気絶していた



千寿郎は兄上！と言って、一つ間をおいて、言った


「兄上…すみません、炭治郎さんと父上を運ぶのを手伝ってもらってもよろしいですか？」


俺は不安そうな千寿郎にいいぞと言って父上は俺が

千寿郎が竈門少年を運んだ



俺は父上を運んだあとに、10分程度その場にいた


「っ"……！？杏寿郎……何故此処にいる…」



「…父上、流石に姉上が死んだあとに一番幼い頃から辛い思いをしている千寿郎をぶつのはいかがではないかと」


そう言うと、父上は眉間にシワを寄せてその場で立ち上がり、俺を通りすぎて廊下に出ていった

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