働きたくない ページ12
ルパン三世side
数分前、屍が祓うと言うことで小屋から離れ別れて、外で待機してた時。
俺達は呑気に煙草をふかしながら、車の中に居座りながら駄弁っていた
「本当にどうにかなるのか?」
「ん〜、調べたら結構な実力者っぽいし、期待は出来ると思うぜ?まぁ本人からはキリスト教系の奴等に頼めば?なんて言われたが、皆して嫌がるんだって言ったら、条件付きで受けてくれたしな」
「条件付き?なんだ、その条件って」
次元にそう聞かれて、呪具って言う呪術師が扱う代物が欲しいって話らしいと言えば、伝があるのか?と次元に聞かれる
「本人は、『呪術関係の裏業者に頼めばちょちょいのちょいだよ』って言う挙げ句に、『その橋渡ってアタシに会いに来てるんだから、普通だろ。』って」
「そう言えば、呪術師ってのは一般的に公表されない職業だとかなんだとかお前言ってたな」
「そーなんだよ…だから、最初は苦労したんだぜ?公表もされない、一般的に姿もあまり見せない…」
流石に色々と骨が折れたと言えば、お前らしくねぇともまで次元に言われてしまう始末だった
まっ、俺もそう思ったがな
そう思いながら、三本目ぐらいの煙草に火をつけようとした時だ
バンッと窓ガラスが叩かれて、二人して俺が座ってた運転席の方に目線を向けると、窓の外には誰も居ない、けどホラー映画では定番の手の後があった
「なっ…おい、ルパン」
「し、屍の悪戯………」
「んなことするような奴には見えねぇだろ…それに、手の形が全然違うだろ!」
そんな感じて、騒ぎながら車の中でギャーギャー騒いでたら、一層窓ガラスを叩かれるわ、車を揺らされたりなんだったり…オマケに、幻覚じゃなければ怨念染みた顔が幾つも見えたんだ。
「ってことなんだわ……」
「言いたいことは、自分達が呪われてないかとかってことね」
屍はダルそうな感じで言うなり、呪われてもないし、平気だよと答えた
俺と次元は、本当か?と屍に聞けば、二人を呪ったって特になにも得るものがないから呪う側だって、呪おうとは思わないでしょ。とまで返された
「まっ、とりあえず祓ったもんは祓ったし、さっさと日本に帰せ、なんなら青森まで送ってけ」
「へいへい…」
「あ、呪具忘れんなよ」
「わかったって!」
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ゴリ(プロフ) - セツさん» 初コメありがとうございます!やっぱり、ルパンとコナンのコラボあるなら、呪術も自然となるのでは?と…そんな感じで考えながら書きました!更新頑張ります! (6月16日 23時) (レス) id: 45f1476b11 (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - 初コメ失礼します。まさかルパンともコラボするとは思わなかった…………。次元さんとの相性が意外と良い夢主ちゃんに、思わずクスリとしてしまいました。更新頑張ってください!! (6月16日 22時) (レス) id: a9c1286aea (このIDを非表示/違反報告)
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