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ぴぴぴっ、ぴぴぴっとスマホのアラームで目が覚めた。
スマホのアラームを解除して重たい身体を起き上がらせて、いつものように警察庁に行くように準備をするけどひとつ違うことがある
それは、七年前、爆発したマンションに行くことと、萩原くんを助けること。
流石に100回目となると、死ぬ恐怖よりも彼らを救えないのがなんでなのかが怖くなってくる。
それにループする前、萩原くん、松田くん、諸伏くん、伊達くん、私と言う順で死んでいった。
私の死因は自決、諸伏くんと同じだ。
「…よし」
平坦な靴を履いて、いつもよりも重いリュックを肩にぶら下げながら、爆破するであろうマンションに向かった。
早朝と言うことで空がすごくキラキラして見えるのを感じながら、まだ通報が行っていないであろうマンションの裏口から入る。
管理人さんには警察だと言うことを言い、事情を説明、そして爆発処理班に連絡をしてほしいと伝え、爆発した20階へと足を進める
…失敗なんてするもんか、絶対に…絶対に助けるんだ
. ページ2
野村side
いつもそう、私はいつも気付くのが遅かった。
「!」
どくんっと心臓が跳び跳ねた、それはまた戻ってきてしまったと言うことと、また救えなかったと言う事実だけが私の心の中にあった
「?野村、どうした」
「!…ううん、なんでもないよ。それより、これ…誤字脱字あったら言ってね」
「そんなこと言って、本当は完璧に仕上げてるくせに…まぁ、ありがと。」
降谷くんに後で諸伏くんとご飯を食べに行くけどどうする?と聞かれたけどやめておいた。
今の年月は11月6日の七年前、萩原研二死亡まであと1日
公安にすぐに配属決定して、まだ数ヶ月。
「…。」
スマホを見て、前回も上手く行ったんだから今回も同じようにと思いながら、20時ぐらいに上がって明日の準備をする。
突然だけど私はこの世界を何度もループしている、そして今回は100回目
もう即に100回目、同期を救おうと100回もループし続けて、99回目のループは諸伏くんを救えなかった。
「………。」
今度こそみんなを救う、それが目標の私はさっさと家に持ち帰ってきた書類を片付けることにした。
ぴぴぴっ、ぴぴぴっとスマホのアラームで目が覚めた。
スマホのアラームを解除して重たい身体を起き上がらせて、いつものように警察庁に行くように準備をするけどひとつ違うことがある
それは、七年前、爆発したマンションに行くことと、萩原くんを助けること。
流石に100回目となると、死ぬ恐怖よりも彼らを救えないのがなんでなのかが怖くなってくる。
それにループする前、萩原くん、松田くん、諸伏くん、伊達くん、私と言う順で死んでいった。
私の死因は自決、諸伏くんと同じだ。
「…よし」
平坦な靴を履いて、いつもよりも重いリュックを肩にぶら下げながら、爆破するであろうマンションに向かった。
早朝と言うことで空がすごくキラキラして見えるのを感じながら、まだ通報が行っていないであろうマンションの裏口から入る。
管理人さんには警察だと言うことを言い、事情を説明、そして爆発処理班に連絡をしてほしいと伝え、爆発した20階へと足を進める
…失敗なんてするもんか、絶対に…絶対に助けるんだ
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