辞めなきゃ良かった ページ30
諸伏景光side
ヒーローのように助けてくれたと、灰原さんはそう言った
「…学生時代、ある土地に呪霊が居るってことで、祓いに行ったんだけど、そこの土地は呪霊じゃなくて、土地神様でさ………七海と二人して死にそうになったところを助けてくれたんだ。」
その時が本当にヒーローのようでさぁ…その時からかなぁ、憧れたの。そう懐かしむ灰原さんにそれ程、尊敬される程の人だったと思った
「…そっかぁ……あー、でも今回屍さんに助けてもらった時カッコ良かったのは覚えてるよ!こう…バーンって!すぐに倒しちゃったのみて、強いんだって思った!」
「そう!そうなんだよね!こう……どーんっ!バーン!って感じ!」
「お前らなんでそれで分かるんだよ。」
「「え?」」
「無自覚かよ」
ツッコミをする松田に、でもすごかったじゃん!と言えば、まぁ…と答えた
「あ、ここが談話室だよ、入って!」
灰原さんがそう言って談話室の扉を開けると、そこは共同スペースのような部屋で、キッチンとか冷蔵庫とかあった
…談話室って普通キッチンとか冷蔵庫とかあるものだっけ?
「ひろっ…談話室って言うより、共同スペースじゃねぇか」
「あははっ、ここは俺の学生時代から変わらないからなぁ〜」
適当に座ってよと灰原さんは言ってくれたので、適当にソファーに座った
…すっごくふわふわしてる
屍Aside
「あ、夏油」
「!先輩…あれ?なんで、此処に?」
「昨日のちょっとね…それより、夏油今日は非番じゃないの?」
自動販売機に行く途中、私服姿の夏油に会って、そう言うと、美々子と菜々子のお迎えに行ったらしい
「…その肝心な美々子と菜々子が居ないけど?」
「夜蛾学長の所でパンダと遊んでるよ」
「二人共パンダ好きなんだ」
「良く遊んでるよ」
「そっか」
パンダ、可愛いもんね、ぬいぐるみだもんね元はさ!
ヤガセン、あんなガッテムみたいな人なのに可愛い人形作るからギャップあるんだよなぁ、ホントに
「それより談話室に行くんだけど行く?」
「そうですね…美々子と菜々子もパンダの所で遊んでますし、行きます」
「じゃあ、好きなの選びなよ、飲み物奢ってやる」
「…先輩って、奢り症ですよね……本当に」
「奢り症で悪かったね!!」
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ゴリ(プロフ) - 猫背さん» コメントあざますっ!!更新頑張ります! (5月16日 20時) (レス) id: 45f1476b11 (このIDを非表示/違反報告)
猫背 - めっちゃ面白かったです..更新頑張ってください! (5月16日 19時) (レス) @page15 id: 2c7947eccb (このIDを非表示/違反報告)
ゴリ(プロフ) - 雪見大福さん» コメントあざますっ!!無理して書かないように頑張ります (5月16日 13時) (レス) id: 45f1476b11 (このIDを非表示/違反報告)
雪見大福(プロフ) - これからも無理せず頑張ってかください (5月16日 13時) (レス) @page11 id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
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