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辞めなきゃ良かった ページ23

屍Aside




ゾワッとした。

あ、これちょっとヤバイ呪霊いるって




「…はぁ」




仕方ない、誰にも見付からないように祓いに行くしかないか

胸の内側がゾワゾワと気持ち悪いほどの感覚に襲われながらも、呪霊が居るであろう方向に向かう

…あー、この方角多分、職員室方面だ




諸伏景光side




「っ…な、んだよ、あれ」


「はぁ…はぁ、知らねぇよ……つか、んだよあれ」





咄嗟に空き部屋に逃げ込んで、小声で話しながら、さっきの化物について松田と話す

顔中に目がギョロってしていて、腕も数本あって気持ち悪い奴

体は人のようなのに、そうじゃない




「って、おい…お前、腕から」


「!…多分、何処かでカスったのかも」




今気付いたけど、腕のが血に染まってた

多分、あの化物が暴れた時にガラスか何かで切ったんだろう、そう思った




「一応、止血…」


「あ、あぁ…」




何か、包帯に出きる綺麗な布がないかと見てみると、棚の上に救急箱

俺は、彼処に救急箱があるから、取ってくるって言って取りに行こうとした

そしたら、急にバリンッ!!って校庭側の窓ガラスが割れた。




「!!やばっ、諸伏!一旦戻れ!」



アイツ来てる!って言う松田

俺は咄嗟に救急箱を取って、松田の元に戻るや否や、すぐにここを抜け出して、部屋に戻ろうと提案する




「戻れんのかよ」


「一か八かだろ…」



一か八に俺と松田はかけ、救急箱片手に空き部屋を抜け出した



屍Aside





「あともう少し…って、は!?」





必死な顔をして寮側方面に走ってくる見たことある奴二人

一人はさっきまで話してた諸伏、そして天パ





「!!屍さっ…」


「諸伏に天パ!なんでアンタ等が……って、居た!!」


「えっ、ちょ、おい!?そっちに化物っ…」


「たっく、お前のせいでこっちは二度も体力使うはめになっただろうが!!」




私は半径10メートル以内までに呪霊に近づかず、自分の人差し指の皮と親指の皮を歯で噛みちぎる

ちょっと痛いけど、高専時代に受けた複雑骨折よりかはマシ




「お前はこれでも食らっとけ」



鉄砲みたいな感じで構えて、呪力を込めた血液で呪霊の頭を数発撃って、多分、体内に自分の血液が入ったなぁと思って、半径10メートル以内にまでに呪霊に近づいて、内側から壊した。

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ゴリ(プロフ) - 猫背さん» コメントあざますっ!!更新頑張ります! (5月16日 20時) (レス) id: 45f1476b11 (このIDを非表示/違反報告)
猫背 - めっちゃ面白かったです..更新頑張ってください! (5月16日 19時) (レス) @page15 id: 2c7947eccb (このIDを非表示/違反報告)
ゴリ(プロフ) - 雪見大福さん» コメントあざますっ!!無理して書かないように頑張ります (5月16日 13時) (レス) id: 45f1476b11 (このIDを非表示/違反報告)
雪見大福(プロフ) - これからも無理せず頑張ってかください (5月16日 13時) (レス) @page11 id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゴリ | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2023年5月15日 1時

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