辞めなきゃ良かった ページ18
七海健人side
半年ぶりに会った、尊敬も信頼もしている先輩はいつものようにダルそうな顔をしながらも、私や灰原にいつものように接してくれた
五条さんや夏油さんとは違い、クソのような考えを持つタイプじゃない人。
私を悪意的にからかう、なんて言うことは一切無い人でもある。
「お前達、話をするのはいいが、ここで話をするなら談話室を使え」
「あ…すんません、ヤガセン」
「パンダ、Aも積もる話もある、そろそろ離れろ」
「え、連れていっちゃ駄目ですか?」
「お前らの会話はパンダの教育に悪いから駄目だ」
夜蛾学長に言われ、渋々と屍先輩はパンダ君を離して、学長室から私達と一緒に出た
古い木造の廊下を歩きながら、私と屍先輩、灰原と横に並びながら談話室を目指す
「にしても、二人ともまだまだ伸びるね〜、身長」
「七海、180超えですからね!俺は、平均ですけど!」
自慢げに話す灰原に、なんでそんな身長の事で自慢げになれるんだと思いながらも屍先輩の話を聞く
「平均が一番だよ。それにね、灰原…?七海なんて可愛いものだよ?ほら、彼処の談話室入り口に居るクズ二人を見てみなよ…身長と顔だけが良いだけで、中身はろくなもんじゃないんだから」
「あははっ、そうかもですね!」
「それは言えてますね。」
自分よりデカイ身長の五条さんと夏油さん
そして、何よりも信頼はしてるけど、尊敬はしていない人達
「あ、センパイ!」
「げっ…」
「ちょ、なんで私達の事を盾にするんですか」
「七海と灰原が守ってくれるから?」
「なんですかその理由…」
まぁ、高専時代はお世話になった人だし良いかと自分らしくない考えをしながら、大人しく盾になってると、センパイなんで隠れるの!?と五条さんが騒いだ
相変わらず、煩い人だな
「悟が煩いからじゃないかい?」
「は?そんなわけ無いじゃん」
「そうかな?屍先輩を見つけるや否や、声を掛けに行くじゃないか」
「それは傑もでしょ?」
バチバチと何故か険悪ムードになり、今ここで殺 り合うなら、外でやってほしいと切実に思ってると、先輩は私の気持ちを察したのか、屍先輩は二人に遠慮無く言った
「クズ共〜、喧嘩すんなら外でやれ〜」
やっぱり、屍先輩は好い人だ、ホントに
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ゴリ(プロフ) - 猫背さん» コメントあざますっ!!更新頑張ります! (5月16日 20時) (レス) id: 45f1476b11 (このIDを非表示/違反報告)
猫背 - めっちゃ面白かったです..更新頑張ってください! (5月16日 19時) (レス) @page15 id: 2c7947eccb (このIDを非表示/違反報告)
ゴリ(プロフ) - 雪見大福さん» コメントあざますっ!!無理して書かないように頑張ります (5月16日 13時) (レス) id: 45f1476b11 (このIDを非表示/違反報告)
雪見大福(プロフ) - これからも無理せず頑張ってかください (5月16日 13時) (レス) @page11 id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
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