短編集 (ページ17)

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作者からページ17

皆様どうもこんにちはこんばんは、憧葛でございます！

今回のお話の題名は、「I can't escape.」と「I won't escape.」です。
日本語にすると「逃げれない」と「逃がさない」です。

さて、そこで解説的なのに入ります。

今回の主人公の名前は、「蕣」です。「しゅん」と読みます。
この「蕣」という漢字は、朝顔のことを指します。
まいどお馴染みの花言葉を使っています。

朝顔の花言葉は、「あなたに絡み付く」です。

また、蕣の彼氏は「菫」と言いまして、「すみれ」と読みます。
菫の花言葉は、「臆病な人」です。

どちらも少しメンヘラっぽいと言いますか……
そんなことを連想させるような言葉ですよね。

私が書くと毎回最初からクライマックスみたいな感じになっちゃうんですが……
今回もそんな感じになっちゃいました…(^_^;)

一発目からしっかり死人が出ているわけですけども、、、
そこで動じないあたり蕣も大分倫理観イっちゃってる人間ですよねぇ…

幼少の頃から自分の存在を否定され続けた二人は、人の感情に過敏に反応するようになってしまいます。

まぁ、二人の共通点と言えばどちらも「自分という存在を認めて欲しいだけだった」という点でしょうか。

互いにすがり、依存しあうことで自分という存在を正当化させる二人は、どちらが「臆病」で、「絡み付いて」いるのでしょうか。
…もしかしたら、二人とも本質的には同じなのかもしれないですねぇ。

さて、そんなわけなんですけれども、今回は特に裏話的なのもないんですよねぇ…
今回は特に視点が変わることもなく、蕣の視点で統一して書きましたが、菫視点も書くかもしれないです。多分、書かない可能性の方が高いです((((

まとめとしましては、「I can't escape.」の方はただ一方的に束縛されて倫理観が死んじゃった蕣のお話かと思いきや、「I won't escape.」の方で蕣も菫に対してかなり強い執着を見せていることから互いに依存し合っているんだよ～的なお話でした。毎度分かりにくくてすみません…

はい、そんなわけで、これ以上書いたら妄想爆発して話がまじで暗くなるのでここらで締めようかなと思います。

ではまた次の更新で会いましょう！

じゃ、ばぁい！