【望まぬ運命】 ページ33
オズの赤い目が晶たちを見下ろす
「このような辺境へ何をしに来た。」
「帰れ。」
地を這うようなオズの声に、全員が身構える
しかし、アーサーだけはそれでもと訴えた
「オズ様、お話を聞いてください。」
「帰れと言っている。」
アーサーが言っても、オズは帰れの一点張りであった。
たまらず、アーサーか自分がアーサーであること、長い間手紙を出さなかったことん許してくださいと懇願した
もしも、自分のことが許せなくても、晶たちの話を聞いて欲しいと訴えた
「オズ様の力をお借りしたいのです。」
そう、訴えるアーサーの声はかすかに震えていた。
けれど晶が胸を打たれるのに時間は掛からなかった
アーサーの訴えに心を動かされたのは晶だけではなかった
カインはアーサーの肩を抱きながら、彼もオズに訴えた
「そうだ、オズ。」
「魔法舎に来て、俺たちを束ねてくれ。」
「あんたしか、適任はいない。」
オズや北の魔法使いたちが見方だと解れば人々は安心するだろう
カインはその件を別として、アーサーを許してやってほしいと言うが、オズはおまえには関係ないと一蹴されたが
アーサーがカインの言葉を聞いても嬉しそうに小さく微笑んだ
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菊春 - 佐倉紗南さん» 他の作品のこともありますので、早くとは言えませんが、次も良かったと言ってもらえるように尽力します！コメントありがとうございます。 (10月26日 18時) (
レス) id: b382f7d8ff (このIDを非表示/違反報告)
佐倉紗南 - 続きを早く見たいです! (10月25日 0時) (レス) id: 15080ca098 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉紗南 - すごく良かったです!更新頑張ってぐださい！楽しみに待ってます! (10月23日 0時) (レス) id: 15080ca098 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉紗南 - 続きを早く見たいです! (10月22日 0時) (レス) id: 15080ca098 (このIDを非表示/違反報告)
菊春 - 佐倉紗南さん» 励みになります！ありがとうございます！更新頑張ります！ (10月21日 9時) (レス) id: b382f7d8ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菊春 | 作成日時：2022年11月5日 16時
