・ ページ22
「いえ……。」
「みなさん、言いたいこと言うので……。」
「嘘がなさそう感じがして……。」
思ったことをどんどん魔法使いたちに吐き出していく
スノウやホワイトにブラッドリーを除いた北の魔法使いに会ったことが無くまた賢者の書では要注意と書かれていたため、会うのは少し気が引ける
小さく「怖いんですけど…」と零すと
「北の魔法使いを従えるなら、やはり、オズの協力が必要だ。」
「彼は馴れ合いは嫌ったが、無用に好戦的な人物じゃなかった。」
この世界の最強と謳われるオズがカインたちを束ねてくれれば、北の魔法使いたちも従うだろうし国民を安心するだろうと
カインはアーサーに同意を求めた
彼は「そうだな…」と頷くものの、表情は何処か暗い
「オズ様にはご負担をかけてしまうかもしれないが……。」
「あの方がいれば、みなも心強いだろう。」
「俺も同感だな。」
アーサーの言葉にフィガロは賛同する
彼は言った今回の＜大いなる厄災＞は今までの＜大いなる厄災＞とは違うと話す
今回の厄災は１０人もの魔法使いが石となるほどに力を増しているのだ。
来年の厄災は今回とは比べ物にならないくらい強くなっているかもしれない
フィガロは五つの国の魔法使いが協力し合い挑んだ方がいいっと彼は言う
「フィガロ様のおっしゃるとおりです。」
「賢者様……。」
「はい。」
アーサーはこの後、賢者とその魔法使いには凱旋パレードやパーティ…そして就任式を行ってほしいとのこと
その時に、賢者の魔法使い全員が中央の国の城に集まったら厄災に見舞われた民を安心させることができるだろうし
人々が怯える北の魔法使いたちを従えている晶のを見てドルモンドが起こした件のように人間が魔法使いを怖がり襲撃するなどを起こすことが無くなるかもしれないそれがアーサーの狙いなのかもしれない
まず、そのためにはオズの説得が必要だ。晶はオズが味方になってくれれば心強いと思うが
「でも…。」
「でも？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 183人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
菊春 - 佐倉紗南さん» 他の作品のこともありますので、早くとは言えませんが、次も良かったと言ってもらえるように尽力します！コメントありがとうございます。 (10月26日 18時) (
レス) id: b382f7d8ff (このIDを非表示/違反報告)
佐倉紗南 - 続きを早く見たいです! (10月25日 0時) (レス) id: 15080ca098 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉紗南 - すごく良かったです!更新頑張ってぐださい！楽しみに待ってます! (10月23日 0時) (レス) id: 15080ca098 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉紗南 - 続きを早く見たいです! (10月22日 0時) (レス) id: 15080ca098 (このIDを非表示/違反報告)
菊春 - 佐倉紗南さん» 励みになります！ありがとうございます！更新頑張ります！ (10月21日 9時) (レス) id: b382f7d8ff (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：菊春 | 作成日時：2022年11月5日 16時
