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その二人はフィガロとレノックスだった
同時に声を上げた二人は、お互いの顔を見合わせたあと、二人は「先に良いよ」とゆずり合っていると
「はい」
静かに謹聴していたリケが挙手をした
何故か教師のようにムルがリケを指名する
「はい、リケ、発言どうぞ。」
「ファウストって、中央の国の建国に関わったと言われている」
「聖なる魔法使いのファウストですか？」
ファウストに目を向けるリケに彼は目を合わせなかった
彼は「人違いだ」と答えるが、リケは納得いかない様子で「でも…」と零すと
「リケ、彼は東の呪い屋です。そんな偉業…出来るわけ無いでしょう？」
「でも…ファウスト様は…」
口調は至っていつもの彼なのに何処か冷たい
晶はふと昨日の夜、ブラッドリーがテミスに言っていた言葉を思い出す
「てめえは本当に呪い屋を特別視してるよな。」と言っていたはず
今のテミスの言葉に晶は疑問を抱いた
「何故そんなことを言ったのだろうか？」…しかし、今はそんなことよりも気になることがあった
「リケ、そういう魔法使いがいたんですか？」
「はい。人に尽くした高潔な魔法使いです。」
「その方とテミス様をを見習うよう、司祭様に言われました。」
さらっと、一緒にされたテミス
話が大分逸れていたが、しかしファウストがヒースクリフに自己紹介を促す
行き成り、話を振られて戸惑うもののヒースクリフは彼らに名乗った
「東の魔法使い、ヒースクリフです。」
「……よろしくお願いします。」
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菊春 - 佐倉紗南さん» 他の作品のこともありますので、早くとは言えませんが、次も良かったと言ってもらえるように尽力します！コメントありがとうございます。 (10月26日 18時) (
レス) id: b382f7d8ff (このIDを非表示/違反報告)
佐倉紗南 - 続きを早く見たいです! (10月25日 0時) (レス) id: 15080ca098 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉紗南 - すごく良かったです!更新頑張ってぐださい！楽しみに待ってます! (10月23日 0時) (レス) id: 15080ca098 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉紗南 - 続きを早く見たいです! (10月22日 0時) (レス) id: 15080ca098 (このIDを非表示/違反報告)
菊春 - 佐倉紗南さん» 励みになります！ありがとうございます！更新頑張ります！ (10月21日 9時) (レス) id: b382f7d8ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菊春 | 作成日時：2022年11月5日 16時
