ジュラシックガールが王者を目指す3【ヒロアカ】 (ページ9)

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102話ページ9

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学校へ行こ。とチャイムを鳴らしてそう伝える
ロックガールに短く返事を返し家族に
行ってきますと伝えた。

昨日あたしの家庭訪問が終わった後に
兄ちゃんの先生も来て士傑高校での全寮の許可も
得て先生と一緒に帰って行った。
荷物とかいるやつは一人暮らししてある家に
置いてるからと実家のはそのままに、

あたしもいるやつと置いておくやつで
頑張って分けてダンボールに詰めた
恐竜のぬいぐるみ、スピノサウルスのぬいぐるみは
抱き枕にもなるから持っていく、あとはパジャマとか

｢寮生活かぁ…なんか凄いことになったなぁ｣
『…うん。家族と離れるの嫌だけど響香やクラスの皆と
一緒に入れるのっていいよね』
｢あははだね｣

などと話しつつ学校へと着き、それぞれが
それぞれのまつクラスメイトの元へと別れる

＿＿＿

｢A〜!!!!｣
｢AA〜!!!｣
『ぽにちゃん、のこちゃんぐぃんっ』

あたし以外集まってたので遅刻したかと思い
駆け足で行こうとしたらぽにちゃんとノコちゃんに
逆に走ってこられてから思いっきり抱きつかれてしまった
ツノ痛いなツノ…

｢えーん！！ヒトリだけ怪我がヒドイって聞いて心配したァ〜！！｣
『ごめんよあとツノ、ツノぐりぐりやめツノォ』
｢ぅっひくっえんっ…っ｣
『泣かないでぇきのこ生やさないでぇ』

ぐりぐりと角で当てられ方やキノコが身体を蝕む

思いっきり抱きつかれている為、2人を抱きしめ返せない
どうしようかなと困っていた所にB組の委員長である
いつかちゃんが助けてくれた

｢こら、気持ちはわかるけどそろそろやめな｣
｢ぅぅ…｣
｢怪我は大丈夫？｣
『恐竜だから』
｢あははそっか…｣

拳藤は何かを言いたげな顔をしてAを見ていたが
みんなの所に集まろうと声掛けをして戻って行った
その様子を不思議そうに眺めた

＿＿＿

その後先生から寮での説明を受けながら
各自決まった階層の自身の部屋に行くと言い
男子は男子の、女子は女子で分かれる

『おお、ここが…』

今日から、帰る場所になる部屋か…中々いいね
内装かぁどうしようとりあえずベットと小物とかあ
タンスどこ置こうかなここにしようかな。

ぬいぐるみはここ、いやここか？

と部屋にどれをどこ置くかを決めてベットに
のんびり座っていたら小さくコンコンとドアが叩かれた

『？はあい』