物の間。 ページ8
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いまだ目を覚まさないAが入院時、
物間は病院に見舞いへと来ていた。
病室へ行く最中に見た事のある姿に声を掛けた
｢……泡瀬？｣
｢ぉ、物間…よお｣
｢君も来てたのか 一緒に行こう｣
｢おう 誰から行く…つっても、もう
皆ほとんど目ェ覚ましたし覚ましてないのは…｣
そう、他のみんなは目が覚めている
未だ覚めてないのは僕らB組の大事な仲間、酒門だけ。
｢本当は他のみんなも来る予定だったんだけど
予定とか、さ、重なったらしくてさ｣
｢ほかの3人も？｣
｢おう｣
やっぱりあんな事あったから家族みんな
心配が凄いんだよ。と後頭部を撫でる泡瀬を
横目に酒門の病室へと辿り着いた
｢所でさ、酒門ってビーフジャーキー好きだよな｣
｢気付いたら食べてるから好きなんじゃないかな
所でそれもしかして見舞い品？｣
｢おう｣
｢嘘だろ君｣
｢物間のはなんだそれ｣
｢花｣
見舞いって言ったら花に決まっているじゃないかという
顔で見てくる物間の顔から手に持たれた花を見やる泡瀬
｢薔薇、の花束。、なぁ…
プロポーズしに来てんじゃないんだよな？｣
｢そんなわけないだろ酒門は確かに好みだけど
愛でるのが丁度いいんじゃないか｣
｢あぁそうですか…そろそろ開けるか｣
＿＿＿ガラッ
｢あ｣
｢あ｣
｢あれ、！？なんでここに、
普通科の心操がいるんだ？！｣
そう、目の前に居たのは体育祭でにっくきA組と
1回戦目に戦った普通科の心操くんだった
彼と酒門がどう行った繋がりがあるのかすら分からない
…は！まさか彼は酒門の、
｢……知り合いの見舞いに来ちゃ悪いかよ｣
｢ぁ、いや！そっか知り合いか！悪＿
｢ファンなのかい!!!!???｣被んなよ…｣
｢ファン……、ぁー、うんそう。うんファン
だから見舞いに来たんだそこ通して。｣
俺もう帰るから。と物間からの質問に若干面倒さを
感じながら適当に流して通ろうとする心操の両肩に手を置き
｢君いい目してるね！！！！！酒門のファンとは！！｣
｢ちょっ…うるさ｣
｢おいやめろって！ここ病院、物間！｣
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
その後なんとか物間抑えた泡瀬のおかげで
帰れた心操くんでした
心操くんは相澤せんせーに病院聞いて
来たけどまだ目が覚めてないし起きてないから
帰ろうとした所に物間泡瀬に遭遇
A組と一緒にいる時の困り眉可愛かったね物間くん
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作者名：ステッカー | 作成日時：2024年3月1日 19時
