100話 ページ6
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また騒がしく喚きながらでいる親を眺めていたら
いつの間にか後ろに立っていた兄に頭を撫でられる
『…』
｢良かったな｣
『…ん』
｢寮生活になんなら違う学年や他の科と会うことになるな
俺の知り合いも寮生活になるんだよね！って電話で
いってきたからお前の事頼んどいた。何かあったら妹の事宜しくってよ｣
『…………勝手に知らん人から宜しくされたくない』
｢そういうなって、お前にとっては目指してる頂点の次に
いい目標なんだぞ アイツは。眩し過ぎるけどな。｣
目標…？オールマイトに最も近いって意味？
｢それにそろそろ、インターンで忙しくなるからなぁ…あの人ちょっと荒いんだよな俺に対して｣
『いん、…たーん…あぁ 兄ちゃんがやってるやつか』
｢お前も2年に上がったらあるからな しっかり今の内に
人脈作りしとけよー…じゃねぇと俺みたいに身内絡みで
サイクルされっからな｣
『人脈……』
＿＿＿
｢じゃあ また学校でな酒門｣
『あい』
｢もっとゆっくりして行けばいいのに｣
昔ばなしとかしたかったのに。と言いながらも
あたしの頭を撫でながら隣に立つママ
｢そうしたいんだがな。生憎あの人がいては煩くてな…ん？
イレイザーじゃないか！オールマイトも｣
｢ぁ？…ブラド そうか酒門で最後なのかそっちは｣
｢まぁな。秋白 イレイザーだ久しぶりにあっただろ｣
｢テレビで拝見したけどね。久しぶり消太くん 俊典おじ様｣
｢久…｢やぁ！ハクかい！？久しぶりだねぇ！｣………｣
無言で見てくる相澤に言葉を被ってしまった
オールマイトがぁ。と口を手で隠してすぐ様謝った
｢ﾊｧ…確か、耳郎とは家が隣人同士だったな｣
｢そうなのよ。私が居ない間お世話になってるし
響香ちゃん自身も良い子だし本当に良い御家族よ｣
等と話している大人達を眺めていたらガチャと
隣の家、響香の家のドアが開き顔を覗かせたのは
『！ 響香!!』
｢わ、あ！A！！ 良かった退院したんだ！｣
こちらに気付いた響香が出て来て抱き着いてきた
響香からのは珍しく驚いたが合宿から会えずじまいだった
事もありあたし自身もギューッと強めに抱きしめてしまった
｢ちょっ いたたっ…力強いよ｣
『ぁ、ご、ごめん…ね、も、もう 身体大丈夫？』
｢うん。あんたは？｣
『あたしは見ての通り。身体は丈夫』
｢はは 流石恐竜！｣
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作者名：ステッカー | 作成日時：2024年3月1日 19時
