99話 ページ5
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その後もう
してママと兄ちゃんに話しかけるようにしてる
今回の事、合宿での事を詫びたあと寮生活での話をする
｢秋白の大事な娘を危険な目に合わせた挙句
ケガをおわせた事、本当にすまないッ………だが！
酒門は…Aさんは立派なヒーローになるべく
学校でもクラスの子達と共に日々成長している…｣
先生は、頭を下げたままそう続ける
｢…赤慈郎くん、｣
兄がいれた紅茶を一口のみ終えたママが
先生の名前を言う
｢寮生活、いいわよ。｣
｢！ 秋白ちゃん！？何を言って、ダメだダメだ！！
雄英じゃなくてもいいじゃないか！？戮と一緒の所に
転校させよう！兄である戮と一緒にいたらあんな事もう｣
｢カイさん この子が自分で決めたのよ。｣
｢ぁ…｣
カイは妻の秋白の言葉でばっとソファーに座り
ただただじっとブラドキングの見つめている娘の姿を見た
｢ねえ カイさん覚えてるかしら？この子が…Aが
はじめてちゃんと目を見て自分の意思で、
〈ヒーローになりたい〉と、言った言葉を それを聞いて
あなたはなんて言った？ 〈どんなことが合っても
逃げないか？〉〈やり遂げられるか？〉って｣
『…あたしは、』
ボソリと、秋白の言葉に続く様に喋り出す
『あたしは、どんなことがあっても…逃げる事なく
やり遂げてみせる。………………そう、パパに伝えた。
…今はまだ、出来ない事ややらなきゃいけない課題が
ある、だからこそ今 みんなと離れたくない…響香や、
みんなと一緒にもっと…高めあって強くなってそしてどんな
人間も助ける立派なヒーローに、なりたい。だから…』
立ち上がり家族の方へ体を向け、
『お願いします。』
そう告げ 腰を折って深々と頭を下げた。
｢A……ッ 分かった。確かにそう約束したんだったな
大事な娘からのお願いを、台無しにするところだった
ごめん。｣
『パパ…』
｢菅。いやブラドキング…ウチのかわいい家宝を頼んだぞ｣
｢！ ……はい。｣
｢それとなァ！！！泣かしたら今度こそ母校に
乗り込むと根津校長にそう伝えとけ！！！｣
｢秋白。ヴィランとして捕まえていいか｣
｢あらあら やめてカイさんそんなこと捕まっちゃうわよ｣
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言葉頑張った…若干ちょっとだけ緑谷家の家庭訪問使わせてもらった
http://uranai.nosv.org/uploader/common/b/4/0/b401a2ffce7ed0db02dfd600a6f65128.jpeg
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作者名：ステッカー | 作成日時：2024年3月1日 19時
