105話 ページ12
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開発工房の爆発現場から逃げる様に歩いてたが
同じ建物の寮が何個もあって分からんなぁ
これ、ちゃんと見ないと迷子になるなぁ
ピタッと立ち止まって周りを見渡す
『ここ、は…2年かな？』
「ハズレ！ここは3年の寮さ！」
『……ビックりした こんにちは根津校長』
「はいこんにちは。」
足元から突然声が聞こえてきたので見ると
片手を上げて見上げてくる愛くるしいそして
なんとも美味しそ…間違えた撫でたくなる
我らが雄英高校の校長がいた。
『何してるんですかー？』
校長と視線を合わせるようにしゃがみこむ
「ただの散歩さ。酒門さん、君は何をしているんだい？」
『必殺技を考えてたらここまできてて、
ふと周り見たら同じ寮があって迷子になりそうだなって』
「必殺技をね…迷子にならないよう気を付けなきゃね！
それより、ハク…いや。君のお母さんは元気かい？」
先生と仲良いと思ったけど、そっか…
雄英生だったからかなるほどね
『…ママはやっぱり雄英生だったんですか？』
「そうだよ、優等生さ 彼女は飲み込みも早くて
個性の成長も早かった…が、1つの欠点は
人とのコミニュケーションはあまりなかった。って所かな」
へえ…意外だ、コミニュケーションもあると思ったのに
『でも根津校長、ママはあたしの担当の先生と
A組の先生とも仲良ししてたよ？』
「友達だからね。あの子の。あとはプレゼントマイクや…
あともう一人居るけどそれは彼女から聞くといいよ」
『？ はあい…』
プレマイ先生も仲良かったんだ…あともう一人って
誰なんだろ？ママに聞いたらわかるって言ってたし
うーん…まいっか
「さ、それよりそろそろ帰らなきゃ遅くなるよ」
『ん、ほんとだぁ根津校長さよーなら』
「はいさようなら。」
またあった時みたいに片手を上げて挨拶して別れた
＿＿＿
去っていく少女の姿が見えなくなったことを
確認してどこからが姿を現し校長の側へとくる
ミッドナイト
「校長…」
「疑いたくないさ、でも僕等は彼女も
内通者では無いことを祈るしかない」
「…」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
可愛い後輩のムスメが内通者じゃないのかという
疑いたくないけど疑わなくてはいけない
心境で苛まれるミッナイ先生と
個人的に絡ませたかった根津校長すき
内容ぐちゃぐちゃやなぁ…
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作者名：ステッカー | 作成日時：2024年3月1日 19時
