104話 ページ11
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ノコちゃんと一緒に皆がいる共同スペースへ
行くと他のみんなも何人か終わってそれぞれ
自由に色んな事やっていた。
ソファーの空いている場所に普通のサイズで座った後に
コンプソの姿になった後にコロンと横に転がり
ゴロゴロ猫がするように身体を動かして
ピンポイントでお気に入りの場所を決めた
『ここ、この角度、この場所、すき』
「酒門のソファーのお気に入りエリア確定しちゃった」
それを見ていた隣に座わる円場。
「大の字で場所とるねぇ」
『ここは渡さん』
「共有な？」
あたしがいない時は座る事を許そうと言うと
どこかで聞いたように「偉そうだな」と返ってきた
「そういやA」
『んぅ？』
「あんたのスマホ、無くしちゃったんでしょ？」
『なんかどっか行ったんだよね…んで普通に
最新買ってもらっただからまた連絡交換して』
「いいよ」
「俺、スマホ部屋あるわ」
「流石に明日にしねぇ？寝みぃ…」
等と話しみんな(多数)と連絡先やらその他を交換した
響香のはもう既に登録済である
心操くんや普通科のあの子は、…
学校始まってからでいいか
＿＿＿
どうするかなぁ…
『仮免……必殺技…』
こういうのは兄ちゃんに聞いた方がいいかな？
そもそも、必殺技なんて考えもつかなかった
兄ちゃんも必殺技あんのかなァ？
……なさそ。恥ずかしがりそうだし
等と考えながら両手を頬に当てながら外を眺める
＿＿＿
特訓、必殺技の習得。その他を終え
先生とも話しても必殺技のビジョンを思い付かず
校舎の外を何気なく歩いていると
校舎の方、開発工房から爆発音が聞こえてきて
身体がビクッとしてしまった
『な、なに…？』
気になりそちらを見ると黒煙が出ていて
煙が晴れたのを確認し窓から中の様子を見たら
サポート科の発明さん、に押し倒されている
A組のもじゃもじゃくんだった
『…わぁ』
爆発音といいこの場所といい…心操くんの特訓を
手伝ってる時に時折聞こえる音の正体って
もしかしなくても、さっきの…？
『……………関わっちゃ行かんやつだ。行こ』
見なかったことにして必殺技を考える為に
歩いていく道へと戻り進んでいく
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作者名：ステッカー | 作成日時：2024年3月1日 19時
