23-39 何を隠してる？ ページ41
■ KyuHyun ■
「てか、ﾄﾞﾝﾍ。お前肉はどうなってんだよ。いい加減腹が減った」
俺の目の前で腹を摩る兄さんは普通過ぎて、少し前にあった事がまるで嘘の様だ。
俺の方が言いたいですよ。てか、兄さんって。
何で兄さんがｷｽするんです？それも俺達の目の前で。
しかもAもさ、相変わらず普通だよな。
あの時の様だ。あの時もﾋﾁｮﾙ兄さんの心中が理解出来なかった。
ﾄﾞﾝﾍ「肉どころじゃないよ！何でｷｽなんてすんの？」
恐れを知らないおﾊﾞｶなﾄﾞﾝﾍ兄さんが心底羨ましい。
ﾄﾞﾝﾍ「それにAも何でそんなに普通なんだよ！俺が昨日あれだけ言ったって言うのに！」
この言葉にいち早く反応したのは、Aではなく83の二人だった。
ｲﾄｩｸ「どういう事？昨日Aは誰かにｷｽされたの？」
ﾋﾁｮﾙ「男がいたのか？」
ｲﾄｩｸ兄さんはﾄﾞﾝﾍ兄さんにゆっくりと詰め寄り、ﾋﾁｮﾙ兄さんは座ったまま鋭い目をｷﾗﾘと光らせた。
Aはと言うと、こめかみに手を添えてﾄﾞﾝﾍ兄さんを真っ直ぐに見据えていた。
ﾄﾞﾝﾍ「んな訳ないじゃん！男ならいたけど。俺とｳﾆｮｸがさ」
視線は定まっておらず、明らかに何かを隠しているのがばればれだ。
ﾄﾞﾝﾍ「あー、俺肉の報告しなきゃ。ﾘｮｳｸに怒られる」
ﾋﾁｮﾙ「おい、待てよ。本当のこ事を話せ」
ﾄﾞﾝﾍ「本当だってば！Aに聞いてみれば・・・やっぱﾀﾞﾒ！聞かなくていい！」
Aの身体が一瞬ﾋﾟｸﾘと反応したのを俺は見逃さなかった。
ﾋﾁｮﾙ「A、昨日こいつらの他に男がいたのか？」
ｲﾄｩｸ「その人に何かされた？」
Aの目はﾋﾁｮﾙ兄さんからｲﾄｩｸ兄さんへと視線を移して行き、最後に眉を下げたﾄﾞﾝﾍ兄さんへと辿り着いた。
A「まさか！いないし、されてないよ？」
ﾄﾞﾝﾍ「ほらね！んじゃ、俺行くから！」
兄さんが逃げる様にｷｯﾁﾝへと向かうと、Aが急に立ち上がり、
「んと…用意が出来るまでﾋﾟｱﾉ弾いてもいいですか？」と、言って来た。
誰も返事しないのを見越してｼﾝﾄﾞﾝ兄さんが「いいよ。俺も聴きたい」と返事をした。
俺を含め皆の脳内は、昨日に何があったのかが気になってる様だ。
どうなってる？他に男がいたのか？
ｳﾆｮｸ兄さんがいながら他の男がいるのは許すはずないと思うんだけど。
てか、女なんじゃなかったのかよ。
ﾄﾞﾝﾍ兄さんは何かを隠してる。Aは？何を隠してる？
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みるく - モジョさま、このお話は初めからすごく興味深いもので、夢中になって読んでます！不思議な場面がたくさんあり夢に飛んでますが、そういうところが大好きです！トムに私も会いたいと思ってしまいます。私自身が感が鋭く不思議な体験が多いので共感が持てます！ (2015年3月15日 11時) (
レス) id: 24618d5a10 (このIDを非表示/違反報告)
ユミ(プロフ) - すごく面白いです、私も、妄想好きですけど、ここまで、妄想で、小説書けるなんて、尊敬します、ゆっくりでいいので、楽しみにしています、 (2014年11月24日 10時) (レス) id: ea1097e441 (このIDを非表示/違反報告)
ﾓｼﾞｮ(プロフ) - ちゃちさん» ＞ちゃちさん☆ え〜！ｷｰﾜｰﾄﾞ見てからまた読み返してくれてるんですか？！何て…有難いです(TT)★嬉しいです！来年から少し仕事に余裕が出そうです！多分(笑) いっぱいお話ししましょうね♪ でもちゃちさんが忙しくなりそうですね…春になったら社会人ですよね？ (2012年12月23日 2時) (レス) id: 7f5f6342c2 (このIDを非表示/違反報告)
ﾓｼﾞｮ(プロフ) - あいさん» ＞あいちゃん☆ 返事が遅くなってごめんね！く、9時間目？！今の高校ってそんな時間までやるもんなんですか？！夜の10時くらいまでってことになるのかな？え〜！それは…ふざけとる(笑)あいちゃん頑張って！ファイティン♪ (2012年12月23日 2時) (レス) id: 7f5f6342c2 (このIDを非表示/違反報告)
ﾓｼﾞｮ(プロフ) - maruさん» ＞maruさん☆ 作者よりも楽しみにしていただけてるなんて…。嬉しいです〜(T□T) これからも自信持って？謎解きｷｰﾜｰﾄﾞ書いていけます！(笑) これからもよろしくお願いします♪ 結末がしょぼくならないようにしなくっちゃ(笑) (2012年12月23日 2時) (レス) id: 7f5f6342c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾓｼﾞｮ
| 作成日時：2012年10月29日 3時
