23-30 答えれず仕舞い ページ31
■ A ■
やっぱりﾄﾞﾝﾍの声がいつもと違った。
さっきくしゃみをしていたって言ってたし、風邪かも知れない。
そんなﾄﾞﾝﾍが動いてるのに私は何をしてるんだ。
そう思ってﾄﾞﾝﾍの代わりに動こうと思っていたのに、私が手伝うと皆がﾘｮｳｸに怒られると言う。
・・・何で？！
そう聞いてるのに、ﾋﾁｮﾙには理由なら後で分かるからとりあえず座れと促された。
理由がちゃんと分かるんだと思うと安心出来た。
ちゃんとした理由があるならば、自分が迷惑を掛けてるせいじゃないかなって思う事が出来るから。
私が元の場所に腰を下ろすと、ﾄﾞﾝﾍに一つ聞いていいかと言われた。
私の首が縦に触れるよりも前に、ﾋﾁｮﾙとｷｭﾋｮﾝが揃って駄目だと答える。
ﾄﾞﾝﾍ「え、ちょっと。二人に聞きたい訳じゃないんだけど」
ｷｭﾋｮﾝ「だからﾀﾞﾒなんですよ。ね、兄さん」
ﾋﾁｮﾙ「だな。てか、準備万端だったんじゃねーのかよ」
ﾄﾞﾝﾍ「それは、もう少しで出来るって！Aに肉の焼き加減の好みを聞いて来いって言われたの！」
私が答える前に「よく焼け」とﾋﾁｮﾙが答える。
ﾄﾞﾝﾍ「もう！兄さんの好みじゃなくて！」
A「私の事は気にしないで？皆の好きなのでいいよ？」
ﾄﾞﾝﾍ「んー、じゃぁ…よく焼くって事で報告するね。それからもう一つ聞いていい？」
「俺も聞きたい事がある！」
というｶﾝｲﾝの声が横入りし、今度も私は答えられなかった。
ﾄﾞﾝﾍ「ちょっとー！兄さんまで邪魔しないでよ！」
えっと…、どちらを先に聞けばいいのかと、ﾄﾞﾝﾍとｶﾝｲﾝを交互に見ていたら、
「よし、ｶﾝｲﾝは許可する」とﾋﾁｮﾙが言った。
何で？！と目を見開くﾄﾞﾝﾍを無視して、ｶﾝｲﾝが私に聞いて来たのは、
「今ｼﾝﾄﾞﾝに見せて貰ったけど、これってﾏｼﾞでしてんのか？」
と、思わず疑問符がﾎﾟﾝｯと浮かんでしまう様な事だった。
ﾊﾝｷﾞｮﾝ「わざわざ聞く事じゃないのに…」
ｼﾝﾄﾞﾝ「まぁ、でも数人には気になるんじゃないか？」
ﾋﾁｮﾙ「は？何の話だ？」
ｶﾝｲﾝ「ｷｽだよ、ｷｽ！このMVの！」
ｼﾝﾄﾞﾝさんの前にあるﾊﾟｿｺﾝを指差すｶﾝｲﾝに私が答えようとしたら、
「ｷｽ？！」とﾄﾞﾝﾍが。
「あー…あれか」とｷｭﾋｮﾝが。
「あれな。してるだろ」とﾋﾁｮﾙが同時に声を出した。
私って皆よりﾜﾝﾃﾝﾎﾟ遅いんだろうか。皆の質問にまだ一度も答えれず仕舞いだ。
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みるく - モジョさま、このお話は初めからすごく興味深いもので、夢中になって読んでます！不思議な場面がたくさんあり夢に飛んでますが、そういうところが大好きです！トムに私も会いたいと思ってしまいます。私自身が感が鋭く不思議な体験が多いので共感が持てます！ (2015年3月15日 11時) (
レス) id: 24618d5a10 (このIDを非表示/違反報告)
ユミ(プロフ) - すごく面白いです、私も、妄想好きですけど、ここまで、妄想で、小説書けるなんて、尊敬します、ゆっくりでいいので、楽しみにしています、 (2014年11月24日 10時) (レス) id: ea1097e441 (このIDを非表示/違反報告)
ﾓｼﾞｮ(プロフ) - ちゃちさん» ＞ちゃちさん☆ え〜！ｷｰﾜｰﾄﾞ見てからまた読み返してくれてるんですか？！何て…有難いです(TT)★嬉しいです！来年から少し仕事に余裕が出そうです！多分(笑) いっぱいお話ししましょうね♪ でもちゃちさんが忙しくなりそうですね…春になったら社会人ですよね？ (2012年12月23日 2時) (レス) id: 7f5f6342c2 (このIDを非表示/違反報告)
ﾓｼﾞｮ(プロフ) - あいさん» ＞あいちゃん☆ 返事が遅くなってごめんね！く、9時間目？！今の高校ってそんな時間までやるもんなんですか？！夜の10時くらいまでってことになるのかな？え〜！それは…ふざけとる(笑)あいちゃん頑張って！ファイティン♪ (2012年12月23日 2時) (レス) id: 7f5f6342c2 (このIDを非表示/違反報告)
ﾓｼﾞｮ(プロフ) - maruさん» ＞maruさん☆ 作者よりも楽しみにしていただけてるなんて…。嬉しいです〜(T□T) これからも自信持って？謎解きｷｰﾜｰﾄﾞ書いていけます！(笑) これからもよろしくお願いします♪ 結末がしょぼくならないようにしなくっちゃ(笑) (2012年12月23日 2時) (レス) id: 7f5f6342c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾓｼﾞｮ
| 作成日時：2012年10月29日 3時
