その魔王、逆流。杉森「皆も同じだろう！！最後まで…戦うんだ！！！」 ページ9
…終わりだ
「(…くだらない。)」
終わりだ、終わりだ、終わりだ
「(黙って聴いてりゃ監督監督って…。)」
終わりだ、終わりだ、終わりだ
僕たちは敗北する
【司令塔の機能停止、一団体の空中分散…
染岡「“ドラゴン・クラッシュ”！！」
染岡のシュートが杉森のゴール目掛けて飛んでくる
杉森「ぬぉぉぉあああ！！！(負けたくない…！！負けたくない！！！)」
杉森は気づいた。サッカーは勝敗は最後までわからないからこそ、楽しいものであることを
それなのに、どうしてこうなってしまった。自分は本当に何をしたかったのか
全身全霊の力を懸けて杉森はゴールを守りぬく
山岸「キャプテン…！」
杉森「皆も同じだろう！！最後まで…戦うんだ！！！」
彼の言葉に選手達は頭部に装着しているコードを取り外し、捨てた
今まで縛られてきた心を此処で解き放つ
円堂「面白くなってきたぜ！！」
「…やっと動きやがった‥。」
それからは両者一歩も譲らない白熱と化した試合がグラウンドに繰り広げられていく
しかし残り時間が刻一刻と迫る中、果たしてどうなるか否か…
豪炎寺「っ！」
下鶴「ぐっ…！」
杉森「あ、改ぁ！！！」
豪炎寺がファイアートルネードを打とうとしたその時、下鶴がそれを阻止。だがこの事によって両者共足にダメージが掛かってしまった。
落ちる。そう思った瞬間、ふわりと身体が浮く。Aと鬼灯が瞬時に二人抱えて着地した為、これ以上の負傷をかろうじて防いだのだ
豪炎寺「すまない、鬼灯。」
鬼灯「大丈夫…じゃなさそうですね、あとで診てもらいなさい。」
「あーあ、こりゃ折れてるな。」
下鶴「何故…だ。」
「どんなに感情を隠していたって心はちゃんとある。
あの時だってそうだ。君はキャプテンの事になると、目が優しくなっていた。」
下鶴「！！」
「じゃあな。」
Aはそう言い残して持ち場に戻った。すっかり身体はヨロヨロになってしまったが、せめて…
下鶴は最後の力でボールを小突く。
下鶴「…キャプテン‥…。」
残りロスタイム、御影全員の思いを乗せたボールは杉森に託された
杉森「うおおおおおおお！！！」
角間「キーパー杉森がゴールへ駆け抜けたぁ！
センターラインを行進！杉森が上がってきたぁぁ！！」
円堂「こいっ！」
その魔王、融解。「（めでたし、めでたし…‥かなぁ、影山さん。）」→←その魔王、抵抗。夏未「イナビカリ修練場を提供したのは無駄じゃなかったわね。」
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Grim reaper(プロフ) - 久しぶりに見たけど最高に面白い…続きはまだですか…先生！ (2023年1月26日 8時) (
レス) @page45 id: e512046324 (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴン(プロフ) - 続編をください、なんでもしますから！！！！（なんでもするとは言ってない） (2020年8月18日 18時) (レス) id: 9b62aa768c (このIDを非表示/違反報告)
ゆきうさぎ - このお話大好きです！！更新楽しみにしています！！ (2018年3月30日 19時) (レス) id: 53a93fd98d (このIDを非表示/違反報告)
蒼(プロフ) - ご指摘ありがとうございます。確認し直すとほぼ全話間違えてました。(・・;)ご指摘頂けるまでずっとソレだと思ってたもので、先入観って怖い(;´д｀)定期的な名前確認は大事ですね。 (2017年9月29日 21時) (レス) id: 3152757adf (このIDを非表示/違反報告)
檜扇所縁(プロフ) - すみません、夏未の漢字間違っています…… (2017年9月28日 20時) (レス) id: 47bf637a57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼 | 作成日時：2014年4月29日 13時
