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{やめて、よして、触らないで、SAN値減るでしょ。} ページ14

こんな物が今まで彼ら妖精の国にあったときいて、リ●ンやな●よしのような可愛らしい何かと想像していた俺は救いようのない馬鹿だったかもしれない。

今なぜ、俺は俯いたまま顔を上げることが出来ないのか。

先程追いかけてきた奴らとはまるで桁が違う。本能的な畏怖。一刻も早くこの場から逃げ出したいが、足が硬直してしまって身動きがとれない


多分、見たら俺の中で何かが確実に死ぬ。


【…■■…うあ…■あ…。】


息遣いが荒く、所々ノイズが入っていてよく言葉が聴き取れない。だが、その余裕が無くなるぐらい、その声は段々と人数が増えていくにつれ、俺を取り囲み距離を少しずつ詰めていくのだ。あまりにも恐ろしくて、理不尽で、 手がのめり込むほど耳を塞いでも全く通用しない。

【 か…ずき… 】



え・・・・





「かずきたん!!」


「……へ?」

「どうしたんです?急にうずくまって…汗が凄いです。」

「やっぱり力が強すぎたんだラピ…プリキュア達が来るまで無理しない方がいいラピ。」

既の所で意識が現実世界に引き戻された。
隣でぬい‥妖精が心配そうにこちらの顔色を伺っている。気がつけば、額や背中には今までこんなにかいたことがないだろう汗がビッショリと浮かんでいた。
自分が先程見たものは一体何だったのだろうか。ただ、あの時この子達の呼び掛けに応じてなければ危なかった事には変わりはない。


「で、どうだったですか?」


結果:何の成果も!!得られませんでしたっ!!


だがところはどっこい、ふと手中に違和感を感じる、原石剥き出しのままだった宝玉はなんと、懐中時計に変化しているではないか。
陰気臭い骨董品屋にでも売ってそうな、埃っぽいというか。良く言えばお洒落なアンティークアイテムともいうか、蓋も中身も繊細な装飾が施されている懐中時計。おまけにクソ重い。

鑑定士メップルミップルによれば、今まで感じた事のない不思議な力がより感じるとのこと。それが具体的に何なのかなどはわからないらしい、なんじゃそりゃ。
じゃあさっきのは一体何だったんだ。ご都合主義展開に振り回されすぎていい加減酔いそうなんですけどこちとら。
懐中時計って、時かけ?もしかして…ホムホ((殴


時計といえば時間…時間操作‥ザ・ワールド!いや違う…魔法系魔法系…これだ。


「時の記憶に思いを込めて、今、入江 一輝、華麗なる せーいちょー!」




シーーーン



「………なにやってるんですか。」

「……今のナシで。」

{いっけなーい殺意殺意。}→←{いいな、いいな、覚悟はいいな。}



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設定タグ:プリキュア   
作品ジャンル:アニメ
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アイ - 面白すぎ ワロタ 腹筋返して (2018年11月4日 17時) (レス) id: 036f497ac3 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 笑いすぎて家族から変な目で見られたwwww (2016年7月31日 17時) (レス) id: 34e7290011 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2015年5月17日 12時

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