検索窓
今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:3,944 hit

【プロローグ】遊園地なんぞ夢のまた夢 ページ1

吾輩は一輝である。ただのしがないJKだ。
今日は俺の友達三人と妹連れて計五人、フェアリーパークとやらにレッツエンジョイしに来たわけであります。

この遊園地。ついこの間までは何も無かった海のど真ん中だったが、あの有名な某黒ネズミのランドやシーにも負けない程の敷地が、突如として出現したのが最大の謎である。
れいぼーじゅえるの力?人々の希望と夢で出来ている?千年に一度のイベント‥だそうです。あまり首突っ込まない方がよさそうだ。
そこでライト配ってるウサギ(?)さん、俺のミラクルライトだけ灯が付かないんだけど交換できますか?ウサギさーん…後ででいいか。

ん?顔色が優れていないのは何故かって?…ついでに俺の話も聞いてくれや。
この遊園地がたまたま近所というのもあって、自分からチケット購入に駆り出したはいいものの。レインボーロードの様に無駄にグネグネした橋をママチャリで爆走する羽目に…止まるんじゃねぇぞ…。
着いてみれば、早朝から並んでる奴らは普通に車を使っていた。今思えば賢明な判断である。
だが良い事はあった。ボロ雑巾になった俺の姿を見た園のスタッフらしき人が、気持ちを汲んで冷やしたココアを提供してくれた。感謝いっぱいで飲んだココアは今まで飲んだどのココアよりも格別であった。

そのお陰あって体力が復帰し現在園の中を自由に満喫している。

今日は遊べるだけ遊んでいこうではないか。あの助けてくれたキャストさんへの恩返しになるならなおさらだ。


しかしこの後思いもよらぬ展開で、和やかな時間はチュロスの欠片の如く消え失せる

観覧車前の大広場からけたたましい音と人々の無数の悲鳴が園内に響く。
その時にパレード席確保係の友達が心配になった俺は、妹を一旦避難させた後に危険も承知でその友達と合流しようとした。
人の波の流れに逆らって、広場に出ればその原因とやらを見つけた。

何というか…見た目からしてヤバそうな奴らが襲撃してきたという訳なのか…情報量が多すぎてどこかツッコめばいいのかわからん。
そんな彼奴らと対峙しているあの見覚えあるシルエットは

目にゴミでも入ったか…あの都市伝説として語られているプリキュアさんがいるじゃないですかー!しかも6人!


因みに俺以外に野次馬1人もいない。こんな場面を逃せば二度と巡り合えないだろう、つまり

「撮らずにはッ…いられない…!」



あゝ、時間を巻き戻せるならば、スマホを既にステンバーイしていたこの時の能天気な俺を殴りたい。

設定及び取り扱い説明書。(※概ね変更)→



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.3/10 (8 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
3人がお気に入り
設定タグ:プリキュア   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

アイ - 面白すぎ ワロタ 腹筋返して (2018年11月4日 17時) (レス) id: 036f497ac3 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 笑いすぎて家族から変な目で見られたwwww (2016年7月31日 17時) (レス) id: 34e7290011 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2015年5月17日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。