『鳴海弦の妹は防衛隊きっての変人らしい』 【怪獣8号】

■"EP.06 ページ7

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ってことで、日比野カフカは本来ならば不合格のところ、候補生としての入隊が決まったのであった



遅れて入ってきた日比野くんに、心做しか皆笑ってるような気がした






やっぱり、私が見たものは間違ってなかったらしい







ミナちゃんの一言に感動しながら聞いてると、突然日比野くんが口を開いた









「ミナ
俺もすぐ＿＿すぐに隣に行くからな」



「『ぶは…っ…！』」










宗四郎と一緒に場所も忘れて吹き出す






当然、辺りはザワついた


理由はもちろん、ミナちゃんの事を呼び捨てしたことや話してる最中だっていうのに私語をしたこと






思わず口に出ちまったー！とか叫んでるけど、いつも妄想でミナちゃんに話しかけていたのだろうか



まぁ、どうでもいいか







この子、めっちゃ面白い

やっぱりうちの隊に欲しかったかも









ミナちゃんが真顔で腕立て100回を日比野カフカに命じた時は、面白すぎて腹筋破壊するかと思った




初っ端からやりよった！なんて笑ってる宗四郎



お笑い枠ってそういうことかってやっと理解できたような気がした









けど、そんなことより私はミナちゃんの方に目がいってた





真顔を貫いてると思いきや、まさかの日比野カフカに罰を命じた時、一瞬笑ったような気がしたのだ



ミナちゃん…まさか…





いやいや、そんなはずないよな！









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