■"EP.10 ページ11
･
というわけで、私は現在、自身の第0部隊を離れ第3部隊にて新たに指導者という立場でここにいるわけだ。
ちなみに、自身の隊の隊員、そして副隊長の庫田くんにその都度を伝えたら、隊長がいなくても大丈夫です。
というより、いない方が恐らく力を発揮できます。とか言われて泣きそうになった。
何か、隊長の扱い酷いんだよね。
うちの隊
おかしいよ、うん、絶対。
『えーっと、今からこいつら倒してもらいまーす』
まぁ、どうでもいいけど。
話は戻り、私はぬれおかきが貰えればなんでもいいからとりあえず指導なり何なりしてあげる
めんどくさい事はやだけど。
とりあえず、今回は怪獣を討伐してもらうことにした
ここ数ヶ月、基礎練ばかりだったしこないだの事件もあって緊張感は高まってるに違いない。
やっぱり訓練できないことは実践でもできないし、常に実践だと思ってやらなきゃね
「怪獣…スか？」
『うん
宗四郎と頑張って捕まえた』
怪獣といっても試験の時みたいなやつじゃなくて余獣に近い雑魚どもだ
『こいつらの弱点は、腹なんでサクッとやってポイッとやったら恐らくいけるでしょう！
はい、やってみよー！』
今の説明で分かったかどうか知らんが、まぁ、怪獣討伐なら試験の時に一度やってたしどんなもんか近くで見たかっただけだ
モニター越しと目の前だと全然違うしね
すると、後ろの方にいた1人の隊員がおずおずと手を挙げながら口を開いた
「あ…の…流石におかしくないですか？
こんなの…まだ俺たちにはできなi…」
『…できるできないって言ってるその間に、私3匹倒したけど…』
「ぇ…」
何か目の前にいたから、ぶった斬ったけどそんなに驚くことかな？
ぇ…とか言って目を丸くしてる後ろの隊員たち
やる気というか目が死んでないのは、前列にいる人間たち
恐らく、あの最終試験の際に積極的に動いてきた人間たちだろう
こういう所で差がててくるのだ
『…できるできないじゃない
もし、今、怪獣が街に現れたとして市民が危険に晒されたとして、自分たちはまだヒヨっ子だからって逃げるの…？
市民からしたら新隊員もベテラン隊員も関係ない
助けを求めている人を助けれる人間になりたくてこの場にいるんじゃないの？』
さて、どんな風に戦うのか見物だな…
･
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 129人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
kirara(プロフ) - 面白すぎる…最高です！続き楽しみです！待ってます！❣️ (5月13日 4時) (
レス) @page26 id: c0ff5e6af4 (このIDを非表示/違反報告)
もちもちアイスクリーム(プロフ) - めっちゃ面白かったです！！更新出来たらでいいので待ってます！！ (4月29日 11時) (レス) @page26 id: aa5605d5a8 (このIDを非表示/違反報告)
デンプン。(プロフ) - フラレミさん» いえいえ、頑張ってくださいね (2023年3月12日 3時) (レス) id: 21905b0a6a (このIDを非表示/違反報告)
フラレミ - デンプン。さん» わかりました。返信していただきありがとうございます。たしかに自分で話を考えた方が他人に迷惑をかけなくてよかったですね、唐突な質問すいませんでした(焼き土下座) (2023年3月10日 16時) (レス) id: bc63bd96b2 (このIDを非表示/違反報告)
デンプン。(プロフ) - フラレミさん» 初めまして。 参考にというのはどの程度でしょうか？ 設定も話の構成も同じということですか？それはパクリになるのでやめて頂きたいです (2023年3月9日 22時) (レス) id: 21905b0a6a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：デンプン。
| 作成日時：2022年11月28日 11時
