第2章−3− ページ9
お騒がせして申し訳ありませんでした！考えた案を練混ぜながらまた更新して行こうと思います！コメントくださった方本当にありがとうございました...!!
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もごもごと口にお稲荷さんを頬張る九尾の狐。
明らかにその顔を怪訝そうだ。
とっさに目をそらした。
僕はかなり罰当たりな行動をとってしまった気がする。
これはまずいと思いながら再び彼の顔を見る。
どうやらお稲荷さんは食べきってしまったようだ。
「お前...」
明らかに不機嫌な声が聞こえてきた。とりあえずごめんなさいと反省した装いで謝るが、相手の怒りは収まらないらしい。
「調子乗るなよ、ちび」
「ちび......大体、自分で食べればよろしかったじゃないですか」
「はあ？手が汚れるのが嫌なの〜、ていうか調子乗るなって意味わかる？」
「......子供相手に大人気ない人だ。」
呆れた目でそう言った。
すると九尾の狐は全ての尻尾をぴんと立てて、んだと！？と怒りを爆発させた。
僕に殴りかかろうとするが光と薮に止められる。
血の気の多い者だ。こんなのが神様だなんて思えない。
それにしても今日は随分と饒舌だ。親にだって、使いの者にさえもこんな言葉遣いはしなかった。
はっとなって気づいたこと。そういえば僕は崖から落ちたのでは無いのだろうか。
「あの、本当にここはどこですか？僕を助けてくださったのはあなた方なのですか？」
「俺だけど」
「は！？」
九尾の狐が助けてくれたとは思わず、光と薮の方を見て発言をしていた。
また不機嫌になる彼の顔。そんな彼は怪訝そうな声で口を開いた。
「俺は神様だぞ。これ以上気に触ることをすればお前一人なんてどうだって出来んだよ」
その言葉に背筋が凍るような感じがした。
もしかしたら本当にこの世から消えるかもしれない。
また彼は言葉を続けた。
「俺は人の運命なんて簡単に曲げられるし、お前たちが言う天変地異だってなぁ、俺たち神がちょっと悪戯をしただけで起こるんだよ。」
「な、なんてことを...その悪戯でどれだけの人が苦しんだと思って...」
「あほ。俺たちだってそんな悪業しねーよ。出来ることは出来るけどそんなことしない。
ただ、お前に忠告するために言った。それだけ。」
「そ、ですか...」
やはり善と悪の見分けくらい付けることはできるようだった。
そして僕への忠告。この人ならしかねない。
できるだけこの饒舌な口は閉じていよう。
だが、また疑問が浮かび、閉じようと決心した口を再び開く。
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ちあき(プロフ) - みたらしさん» ありがとうございます(；▽；)そう言ってもらえて嬉しいです！頑張ります!! (2017年1月19日 17時) (
レス) id: e160cb7ab7 (このIDを非表示/違反報告)
みたらし - この作品大好きです。これからも更新楽しみにしてます^^ (2017年1月19日 2時) (レス) id: 9dd0152da4 (このIDを非表示/違反報告)
ちあき(プロフ) - ふうさん» ありがとうございます！ 変更せずに、考えた案を練りながらまた更新しようと思います...!お騒がせさせてしまいすみません！ (2017年1月18日 20時) (レス) id: e160cb7ab7 (このIDを非表示/違反報告)
ちあき(プロフ) - AI やまちね loveさん» わざわざありがとうございます...!!また再び更新しようと思います！迷惑かけちゃって申し訳ないです... (2017年1月18日 20時) (レス) id: e160cb7ab7 (このIDを非表示/違反報告)
ふう(プロフ) - 【恐怖の美術館】楽しく読ませて頂いていました。今作も展開を楽しみにしております。お話変更という事ですが、されてもいいと思います。まだまだ序盤でしょうし、変えても良いかと思われます。更新楽しみにしております〜。 (2017年1月18日 19時) (レス) id: 528772c314 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちあき | 作成日時：2017年1月15日 14時
