53話 ページ5
と言うか今日パジャマだから良いけどこれ襦袢とかだったら…いやその前にこの体制って前にクラスの友達と巫山戯て見たA○の……
そこまで考えた瞬間顔が今までに無い位に熱くなるのが分かった
｢…菫はこの体制嫌か？｣
『い、嫌じゃないですけど私達にはまだ早いと言うかこの体制は色々と不味くないですか！！？』
言い切ると煉獄はキョトンとした後まるで鬼を退治している時のように顔付きが鋭くなる
｢ん？あぁ、もしかして"知って"いるのか？？｣
ん？あれ？何か雲行きが怪しくない？？？
杏寿郎さんめちゃくちゃ怖い……
｢よもやよもや…菫は生娘だと思っていたのだがな｣
『へぁ！？き、生娘！？』
｢確かに俺と出会う前に好いていた男が居てもおかしくは無いが婚姻前に致すのはどうかと思うぞ？｣
さっきまでの甘い雰囲気は消え殺気を含んだ鋭い目で菫を見る煉獄に身体が震える
｢……すまない、菫に怒っている訳では無い。いや、多少は怒っているかも知れんが…その顔も知らない男が鬼だったら良かったのに、と本当に柱失格…いやそれ以前の人としてどうかと思う程の考えが過ぎった自分が情けない｣
『いやあの……！』
｢だがそれ程までに菫を愛してるんだ！！！！だが今日は千寿郎と3人で寝よう！！今2人で居ると菫を手酷く抱いてしまいそうだ！！この話は終いだな！！！！｣
菫を膝からそっと下ろし千寿郎を呼びに行こうとする煉獄を引き止める為に後から抱きつく
｢俺は菫を手酷く抱いてしまいそうだ、と言っt…『誰ともしてません！！！！！！！』｣
未来ではそう言う動画や雑誌…写真がある事や比較的簡単に手に入る事、友達と巫山戯て見ただけで知識はあるが自身は経験がない事をボソボソと早口で説明した
『で、ですので杏寿郎さんが心配したような事は無い、です……』
｢………………………よもや｣
沈黙が流れた後、煉獄の深い溜息が聞こえた
｢……という事は俺は顔も知らない所か存在しない男に嫉妬していたのか？？？｣
『そういう事に…なりますね？』
｢よもや…穴があったら入りたい…｣
両手で顔を隠す煉獄の指の間から赤く染まった頬が除く
それが何だか可愛く見え煉獄の両手を外そうと手にかける
まぁ絶対外れないだろうと思っていた両手は案外スっと下に降りた
『杏寿郎さんの赤面した顔可愛い』
｢…男に可愛いはやめてくれ……それより先程は怖がらせてしまったな…勘違いとは言え酷い事を言った、すまない｣
.
続く (更新停止中)
お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←52話
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 24人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
kanayamamoto112(プロフ) - ヒロインちゃんがどれみちゃんやマジョリカに電話で槇寿郎さんの事を相談して魔法を使って瑠火さんを呼んで槇寿郎さんの閉ざされた心を救う話が見たいです。煉獄さんとしのぶさん以外の柱達はヒロインちゃんに力を借りそうですね。続きが楽しみです。 (2022年12月24日 13時) (
レス) id: 763c9aa7d5 (このIDを非表示/違反報告)
kanayamamoto112(プロフ) - はじめまして。おジャ魔女どれみとの混合面白いです。続きが楽しみです。 (2022年9月16日 7時) (レス) id: 763c9aa7d5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：紅 | 作成日時：2022年7月8日 17時
