52話 ページ4
「うむ、菫は皆に好かれているんだな!恋人として好いた女性が慕われているのは嬉しい!」
突然の煉獄の言葉に急に頬が赤くなる感覚がした
『私も蝶屋敷に入院してる隊員さんに慕われてる杏寿郎さんを見て同じ気持ちだったよ……』
「……よもっ…ん"んっ、そうか」
煉獄が急に顔をばっと逸らした瞬間通話越しにニマニマと2人を見る3人が映る
《私が魔法玉を用意してる間に随分とイチャイチャしてましたなぁ〜??》
《あかんわぁ〜こりゃもう夫婦になるのも時間の問題や〜》
「うむ!今から白無垢姿が楽しみだ!!」
『……ソウデスカ』
《アツいわぁ!!なんて素敵なのっ!!》
「うむ!こんなに素敵な女性が俺を選んでくれた事、本当に嬉しく思う!!」
『っっ!!!』
《《《ふぅー!!》》》
《…菫が限界そうじゃぞ?早く魔法玉の入った袋をタブレットにセットするんじゃ》
顔を真っ赤にして黙ってしまった菫を見て少し同情するマジョリカ
送られた袋から魔法玉を取り出して詰めていく
《また魔法玉が無くなったら…いや、無くなっとらんでも連絡したら良い》
《時間の流れについては今日マジョリカと魔女界に行って詳しい人に聞いてみるわね》
『マジョリカもララもありがとう!』
《ふんっ明日以降はちゃんと繋がるように普段から手元に置いておくんじゃぞ》
『そう言えば着信あったけどマジョリカだったの?』
《べっ別に用という用は無かったんじゃがちゃんと繋がるか試して見ただけじゃ!!もう用は無いな!子供は寝る時間じゃ!!またな!!》
《えっ!もう切っちゃうn…》ガチャッ
ブツっと今まで表示されてた人達が電源が切れたテレビの様に消える
『切れちゃった…』
「嵐のような御仁だったな、余り挨拶が出来なかった」
『ふふっマジョリカもいつでも通話して良いって言ってたし杏寿郎さんが良かったら挨拶だけじゃなくて、もっと皆と話してくれると嬉しいな』
「うむ!菫が通話する時にいつでも誘いを待っている!」
言い終わるや否や菫の腰を引き寄せ自身の胡座の上に乗せられ向かい合う形で互いを見つめ合う
『きょう……じゅろーさん……この体制恥ずかしい…です』
「たまには後ろからでは無くこの様な形での抱擁も悪くないな!!いや寧ろ菫の顔が良く見えて良い」
さっきまでの爽やか青年はどこ行ったの!?
杏寿郎さんは自分の色気に気づくべきだよ!?
いや気づいててこんな事してくるの!?
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kanayamamoto112(プロフ) - ヒロインちゃんがどれみちゃんやマジョリカに電話で槇寿郎さんの事を相談して魔法を使って瑠火さんを呼んで槇寿郎さんの閉ざされた心を救う話が見たいです。煉獄さんとしのぶさん以外の柱達はヒロインちゃんに力を借りそうですね。続きが楽しみです。 (2022年12月24日 13時) (レス) id: 763c9aa7d5 (このIDを非表示/違反報告)
kanayamamoto112(プロフ) - はじめまして。おジャ魔女どれみとの混合面白いです。続きが楽しみです。 (2022年9月16日 7時) (レス) id: 763c9aa7d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅 | 作成日時:2022年7月8日 17時