50話 ページ2
プルル、プルルルと機械的なコールが3回続いた後あちらの世界と繋がったのかどれみ、はづき、あいこが息を切らせて姿を現した。
『久しぶり!そんなに息を切らせて走って来たの?』
《久しぶりって菫ちゃんが旅立ってから昨日の今日よ?》
《そ・れ・よ・り!菫ちゃんの隣に居る人!?愛しの杏寿郎さんって!》
《どれみちゃんそんなハッキリ言うたら菫ちゃん顔から火が出るんとちゃう?》
《まぁ!菫ちゃんと杏寿郎さんの愛の逃避行よぉ!!》
どれみとあいこはいつもの調子で菫を煽りはづきは1人妄想の世界に浸る
結構なマシンガントークだ
「ははっ!菫の友人は皆面白い御仁ばかりだな!改めて煉獄杏寿郎だ!よろしく頼む!!」
《私は春風どれみです!こっちが藤原はづきちゃんで》
はづきがぺこりを頭を下げる
《その隣が妹尾あいこちゃん!》
《よろしく頼んます!所で2人の好きな所は〜?》
『1ヶ月前の感動の別れは何処へ?』
そう言えばこっちに来た時も2日しか向こうに居なかった筈なのに2ヶ月居なかった事になってたっけ?
《え?1ヶ月!?どういうこと!?》
どれみが前に乗り出す
「よもや菫が帰ってきた時も思ったが向こうとこちらの時間の流れが違うのか?」
『どれみちゃん達からしたら私すぐ年取っちゃうって事!?単純計算で12日で1年だもんね…』
《うちら会える時間少ないん!?》
「むぅ、それだと今こうして話が出来ている事の辻褄が合わないのではないか?」
『杏寿郎さん…』
「電話をしているだけでこちらとそちらの時間の流れが一緒になると言う魔法があるならば話は別だがそうでないなら今こうして普通に話が出来ている事の説明が付かない。もし仮に1日で1ヶ月だとしたらこうして話している間にもズレが生じる筈だ」
《一瞬でこんなに考えられるなんて杏寿郎さんってもしかして頭良い人!?》
「ありがとう!だが柱ならば当然の事!まぁ、元だがな!」
軽快に笑う煉獄に柱という言葉にピンと来ていない3人は頭にハテナを浮かべる
所属している所の2番目に偉く煉獄を合わせた9人しか居ない役職だと軽く説明すると3人から感嘆が漏れた
.
24人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
kanayamamoto112(プロフ) - ヒロインちゃんがどれみちゃんやマジョリカに電話で槇寿郎さんの事を相談して魔法を使って瑠火さんを呼んで槇寿郎さんの閉ざされた心を救う話が見たいです。煉獄さんとしのぶさん以外の柱達はヒロインちゃんに力を借りそうですね。続きが楽しみです。 (2022年12月24日 13時) (レス) id: 763c9aa7d5 (このIDを非表示/違反報告)
kanayamamoto112(プロフ) - はじめまして。おジャ魔女どれみとの混合面白いです。続きが楽しみです。 (2022年9月16日 7時) (レス) id: 763c9aa7d5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:紅 | 作成日時:2022年7月8日 17時