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7話 ページ8

直ぐに手術が行われ、時間がかかるとの事で違う部屋に移された


ここまで飛んでくるのに街並みを上から見て心臓が潰れそうだった
菫の知っている街並みではなかったからだ


最初はものすごく田舎の方なのかと思い気にもしていなかった
だが列車の外に避難していた方達の服装や日本家屋が並んでいるのを見て昔の日本みたいだと思った瞬間からいやまさか、そんなわけないと頭の中がぐるぐるしている


今はもう見習い服を脱ぎ寝る時に着ていたパジャマで椅子に座っていた
あ、実はこのパジャマお気に入りで…
ってそんなことどうでも良いか…


「すみませーん!」


思考があっちこっち行ったりしていたが誰かの声でハッと意識が鮮明になった


「「「こんにちは!」」」


3人の女の子が菫の座っている横に座り出した


『こんにちは、どうかしたの?』


「私たちここでお手伝いしてるんです!」


名前をきよちゃんすみちゃんなほちゃんと言うらしい



『私は緑山菫、よろしくね!』


「菫さん!よろしくお願いします!」


3人はおにぎりとお茶を持ってきてくれた
本当にいい子達だと思う


「炭治郎さんも炎柱様も絶対大丈夫ですよ」


その言葉に少し気持ちが楽になる


ふと外を見ると夕日が差していた
びっくりした、朝もお昼も何も食べずにずっと考え事をしていた為凄くお腹が減っている


「朝もお昼も声は掛けたんですけど」
「何やら思い詰めているようでしたのでそっとしておきました」
「流石に一日中何も食べないのは体に悪いと思って…」


めちゃくちゃいい子達じゃん…



お茶を飲んだ瞬間ほっとして緊張が解れたのか涙が溢れてきた


慌てる3人に申し訳なくなりつつこれからの事に不安になった



「失礼します!アオイです!ただいま御二方の手術が終わりました!」


入ってくるなり菫の泣いている顔を見てギョッとするとアオイは無言で近づきハンカチをそっと渡した


「なぜ泣いているのかは知りませんがあの2人の手術は大成功です!ところであなたの名前は?」




『緑山菫です』


ハンカチを受け取りながら本日何回目かの自己紹介をした


「所であなた、見たところ鬼殺隊士ではありませんね!何やら不思議な術を使っていましたがあなたは何者ですか」



「不思議な術?」

「何かしら?」


なほちゃんときよちゃんが言ったあと3人で首を傾げていた

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設定タグ:鬼滅の刃 , おジャ魔女どれみ , 煉獄杏寿郎   
作品ジャンル:恋愛
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みこち(プロフ) - 初めまして、みこちともうします。面白い組み合わせですね!おじゃ魔女どれみは私も好きです。私も今鬼滅の刃と魔法騎士レイアースのクロスオーバーラン書いています。煉獄さんが主役です。良ければ是非! (2022年6月12日 16時) (レス) @page5 id: e0b3c2b120 (このIDを非表示/違反報告)
小渕廉 - 続き読みたいです! (2021年3月23日 22時) (レス) id: 2497fd4f55 (このIDを非表示/違反報告)
三日月ベル(プロフ) - コメント失礼します!主人公ちゃんとしのぶさんや煉獄さんの関係がめちゃくちゃ可愛くて好きです!更新大変だとは思いますが頑張ってください!応援してます! (2021年3月19日 2時) (レス) id: ca7dd840c1 (このIDを非表示/違反報告)
だいふく(プロフ) - きゅんきゅんしました!更新楽しみにしてます、応援してます! (2021年3月4日 2時) (レス) id: 66cabf43f7 (このIDを非表示/違反報告)
さねみん推し - 面白いです!!続きも楽しみに待ってます! (2021年2月23日 22時) (レス) id: ff085d1bee (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年11月8日 11時

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