37話 ページ38
MAHO堂に着くとマジョリカとララが中から出くる
「なんじゃ、まだ日も完全に落ちとらんのにもう来たのか」
『マジョリカとララとも一緒に過ごしたいと思って晩御飯もデリバリー頼んじゃった!』
食事中にふとどれみの手が止まった
「菫ちゃん…もう会えないのかな?」
「どれみちゃん」
不意にどれみが零した言葉をおんぷが止める
「だってまだ菫ちゃんと一緒にいたい!」
「昨日ちゃんと話し合ったやろ!?最後は笑顔で送り出そう言うて…っ」
「はぁ、これだからお前たちはおジャ魔女なんじゃ」
皆が涙ぐんでいると呆れたようにマジョリカが肩を竦めた
「お前らにはこの通信機を特別にやる。ララ」
「はいは〜い」
ララが持ってきたのはスマホとタブレットだった
『…スマホとタブレット?』
「マジョリカが菫ちゃんと会えなくなるのは寂しいってわざわざ魔女界に買いに行ったのよ〜」
「余計なことを言うな!!」
菫にスマホを持たせタブレットをテーブルに置きマジョリカが使い方の説明をする
「へー!じゃあここを押せば!」
説明の途中でどれみがボタンをタップした
「コラ!まだ説明の途中じゃろーが!!!」
「まぁまぁ、口で説明するより使って覚えた方が分かりやすいわよ」
「はぁ…菫、ちょっと外に出るんじゃ」
言われた通りMAHO堂の外に出る
暫くするとスマホが鳴り応答のボタンをタップする
ヴィン
『み、皆!?』
スマホから光が出たかと思ったら先程まで中に居たどれみが立っていた
「菫ちゃん!?」
触れようと手を伸ばすが体を貫通して触れることは出来なかった
通話を閉じ一旦中に入る
どうやらお互いに3Dのような通話相手が出てくる仕様のようだ
「分かったら早く残りのご飯食べるんじゃ!冷めちまうじゃろ!」
「これで何時でも菫ちゃんに会えるのね!」
『何時でもかけてきて!』
そして夜
『皆本当にありがとう』
「大正時代に行ったらその煉獄さんとも合わせてね!菫ちゃんをオトした人がどんな人か気になるし!」
「せやな!私達がちゃんと見極めたる!」
「菫ちゃんが選んだ人ならきっと良い人よ!菫ちゃんに幸あれ〜!」
「確かに菫ちゃんが選んだ人なら安心ね」
「大正時代に行っても元気でネ!」
「どれみ達はこのハナちゃんがちゃ〜んと見ておくから心配しなくて大丈夫だよ!」
「風邪ひくんじゃないぞ」
「私達はいつでも菫ちゃんの味方だから」
マジカルステージ!
菫ちゃんを煉獄さんの元に!
66人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みこち(プロフ) - 初めまして、みこちともうします。面白い組み合わせですね!おじゃ魔女どれみは私も好きです。私も今鬼滅の刃と魔法騎士レイアースのクロスオーバーラン書いています。煉獄さんが主役です。良ければ是非! (2022年6月12日 16時) (レス) @page5 id: e0b3c2b120 (このIDを非表示/違反報告)
小渕廉 - 続き読みたいです! (2021年3月23日 22時) (レス) id: 2497fd4f55 (このIDを非表示/違反報告)
三日月ベル(プロフ) - コメント失礼します!主人公ちゃんとしのぶさんや煉獄さんの関係がめちゃくちゃ可愛くて好きです!更新大変だとは思いますが頑張ってください!応援してます! (2021年3月19日 2時) (レス) id: ca7dd840c1 (このIDを非表示/違反報告)
だいふく(プロフ) - きゅんきゅんしました!更新楽しみにしてます、応援してます! (2021年3月4日 2時) (レス) id: 66cabf43f7 (このIDを非表示/違反報告)
さねみん推し - 面白いです!!続きも楽しみに待ってます! (2021年2月23日 22時) (レス) id: ff085d1bee (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:紅 | 作成日時:2020年11月8日 11時