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3話 ページ4

「お、俺は竈門炭治郎!今はそんな事より自分の命を優先に『人の命がかかっていて私だけ逃げるなんて事出来ない!!!それにもしかしたら弱点を突くことが私には出来るかも知れない…お願い』…」


炭治郎は少し悩んだ素振りを見せた


「……鬼の弱点は陽の光もしくは日輪刀って言う俺たちが持ってる刀で首を斬る事だけだ…!」


そう言うと周りをキョロキョロと見渡す
どうやら刀を探しているようだ


『さっき止血したばかりなのに…!』


「老いることも死ぬことも人間という儚い生き物の美しさだ。老いるからこそ死ぬからこそ堪らなく愛おしく尊いのだ」


私たちが話してる時に話が進んでたのだろう
煉獄の言葉だけがスっと耳に入ってきた


「強さというものは肉体に対してのみ使う言葉ではない。この少年は弱くない。侮辱するな。何度でも言おう、君と俺とでは価値基準が違う。俺は如何なる理由があろうとも鬼にはならない」


何故だか真っ直ぐな彼から目が離せなかった
ほぼ初対面の人をここまでかっこいいと思ったのは初めてだ
もちろん恋愛では無く人間としてだが



「そうか、鬼にならないなら殺す」


そう言った瞬間2人は姿を消した
いや、速すぎて目で負えないのだ
しかし2人の言い争う声だけははっきりと聞こえる



「動くな!!傷が開いたら致命傷になるぞ!!待機命令!!」



炭治郎が起き上がろうと手を着いた時大きな声でそれを止めた
今目に負えないくらい素早く動いているのにも関わらず後ろの炭治郎に気を配れるなんて彼くらいなのでは無いだろうか


「弱者に構うな杏寿郎!!全力を出せ俺に集中しろ!!」


気が付くと猪頭に人間の体と言う初めて見る子が少年の横に立っていた
一瞬仲間の鬼かなとも思ったが刀に上は来ていなかったが炭治郎や煉獄のような制服を着ている事に気付き警戒心が解けた


両者の凄まじい攻撃が一瞬ピタリと止んだ

息を切らせている煉獄と平然と立つ鬼


「杏寿郎死ぬな」


鬼の言葉にどくりと心臓が嫌な音を立てた


「生身を削る思いで戦ったとしても全て無駄なんだよ杏寿郎。お前が俺に喰らわせた素晴らしい斬撃も既に完治してしまった。だがお前はどうだ。潰れた左目砕けたあばら骨傷ついた内蔵、もう取り返しがつかない。鬼であれば瞬きする間に治る、そんなもの鬼ならばかすり傷だ。どう足掻いても人間は鬼に勝てない」



ここまで聞いて私の何かがキレた



『ラリラルラリン・ピペポット、太陽の光よ!ここに!!』

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設定タグ:鬼滅の刃 , おジャ魔女どれみ , 煉獄杏寿郎   
作品ジャンル:恋愛
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みこち(プロフ) - 初めまして、みこちともうします。面白い組み合わせですね!おじゃ魔女どれみは私も好きです。私も今鬼滅の刃と魔法騎士レイアースのクロスオーバーラン書いています。煉獄さんが主役です。良ければ是非! (2022年6月12日 16時) (レス) @page5 id: e0b3c2b120 (このIDを非表示/違反報告)
小渕廉 - 続き読みたいです! (2021年3月23日 22時) (レス) id: 2497fd4f55 (このIDを非表示/違反報告)
三日月ベル(プロフ) - コメント失礼します!主人公ちゃんとしのぶさんや煉獄さんの関係がめちゃくちゃ可愛くて好きです!更新大変だとは思いますが頑張ってください!応援してます! (2021年3月19日 2時) (レス) id: ca7dd840c1 (このIDを非表示/違反報告)
だいふく(プロフ) - きゅんきゅんしました!更新楽しみにしてます、応援してます! (2021年3月4日 2時) (レス) id: 66cabf43f7 (このIDを非表示/違反報告)
さねみん推し - 面白いです!!続きも楽しみに待ってます! (2021年2月23日 22時) (レス) id: ff085d1bee (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年11月8日 11時

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