12話 ページ13
あれから凄くお礼を言われしのぶにも煉獄のお家でお世話になる事を伝えた
「まぁ、そうなる事は薄々分かっていました。もうご自分の気持ちは伝えられたんですか?」
『えっどうして分かったんですか!?私さっきようやく決めた所なのに…!あと気持ちとは??』
本気で分かっていない様子の菫に逆に驚かされた
「いえ、本当に何となくそんな気がしただけですよ。煉獄さんの事好いておられると思ってました」
すい?好い!?
一瞬にしてボボボッと顔が赤くなる菫
「本当は自分で気づかなきゃ意味が無いと言う方も居るんですけど、緑山さんなんだかんだ言って気づきそうもありませんでしたし」
もしかして初恋ですか?
なんて可愛い顔して聞いてくる
私が煉獄さんを好き?
確かに出会った時からかっこいいとは思ってたよ?
でもそれは生き様というか人間としてで!
色々とぐるぐる考えていた菫を見てしのぶは困ったように笑った
『因みに何処をどう見て私が煉獄さんをす、す…あれだと思ったんですか!?』
「まぁ、いずれ分かると思いますよ」
どうやらしのぶはこれ以上教えてはくれないみたいだ
コンコン
「失礼する!胡蝶は居るか!」
いきなりの煉獄にデジャブを感じたがそれよりも
『れ、煉獄さん!?今の聞いてましたか!!?』
話を聞かれたのでは無いかと慌てる
「今来たばかりだ!よもや何か大事な話だったか?」
「ふふふ、女と女の秘密です」
これ以上は心臓が持ちそうにありません…
「所で煉獄さんは如何しました?」
「うむ、御館様には鎹鴉で知らせたが俺は柱を降りようと思う。傷口も塞がった!なのでこれから御館様の所へ挨拶に向かおうと思うのだが!」
やはり戦いってなると目が見えないのはそれだけで危険度が上がるのだろう
しのぶさんは少し考えたあと
「でしたら緑山さんも連れて行って下さい。御館様も緑山さんにお会いしたがってましたし、元々は私が連れて行く予定でしたが中々時間が取れず…煉獄さんが行くならついでにお願いします」
名案だとでも言うように手を合わせニコニコとするしのぶに菫は先程の初恋の話を思い出し1人慌てた
今煉獄と一緒に居たら平静を保てそうもない
「うむ!任せろ!俺が責任を持って御館様の所まで案内する!!」
だがそんな思いには気付かず菫は煉獄と行くことになったのだった
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みこち(プロフ) - 初めまして、みこちともうします。面白い組み合わせですね!おじゃ魔女どれみは私も好きです。私も今鬼滅の刃と魔法騎士レイアースのクロスオーバーラン書いています。煉獄さんが主役です。良ければ是非! (2022年6月12日 16時) (レス) @page5 id: e0b3c2b120 (このIDを非表示/違反報告)
小渕廉 - 続き読みたいです! (2021年3月23日 22時) (レス) id: 2497fd4f55 (このIDを非表示/違反報告)
三日月ベル(プロフ) - コメント失礼します!主人公ちゃんとしのぶさんや煉獄さんの関係がめちゃくちゃ可愛くて好きです!更新大変だとは思いますが頑張ってください!応援してます! (2021年3月19日 2時) (レス) id: ca7dd840c1 (このIDを非表示/違反報告)
だいふく(プロフ) - きゅんきゅんしました!更新楽しみにしてます、応援してます! (2021年3月4日 2時) (レス) id: 66cabf43f7 (このIDを非表示/違反報告)
さねみん推し - 面白いです!!続きも楽しみに待ってます! (2021年2月23日 22時) (レス) id: ff085d1bee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅 | 作成日時:2020年11月8日 11時