『リッチ警官キャッシュ』の短編集

味方だった貴方が裏切ったら〈リクエスト〉 ページ29

設定
　◯キャッシュ 警察に潜入していたクレジットの部下。後輩
　◯マルメン 警察だったが敵組織に寝返った同期
　◯クレジット アングラに潜入していたキャッシュとクレジットの幼馴染
　◯ヤマト 敵組織に寝返った同じ潜入捜査官の同期

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キャッシュ

キャッシュ「絶対に俺の元に戻してみせるからな！」

　敵だったことを聞いた時は心底驚いたが、すぐさまこの反応。正しいかどうかを決めるのは全て貴方だと理解しているが、『私の居場所はクレジット様の所だけです』って言っても自分の所に居させる気満々。最早逃げられない


マルメン

マルメン「なんで…あの時語った正義は嘘だったんですか…？」

　同期として警察学校で訓練していた頃から尊敬も信頼もしていた貴方が、敵に寝返ったことが信じられない。警察の在り方に疑問を持った貴方に対して「じゃあ僕が、貴方が生きていける場所を作ります！！」ぅて言っちゃう。半分プロポーズなことには気づいていない。


クレジット

クレジット「お前も…キャッシュを選ぶのか…」

　例え部下を捨てても貴方だけは何があっても側にいさせるほど貴方に依存していた彼。そんな彼をもとに戻すために警察になった貴方。自分が心の底から憎み妬んでるキャッシュの隣に貴方がいる光景を見て、酷く絶望したような顔をして手を伸ばす。


ヤマト

ヤマト「俺がとやかく言える立場じゃないのは分かってるけどさ……信じてた人に裏切られるって、辛いんだな…」

　裏切られた事も悲しいが、好きな人がかつての自分と同じ立場に立っている事も苦しい。ただ、貴方の気持ちもわかってしまうので止める事も出来ない。
　敵組織が壊滅したら、貴方が自由に生きられるようにたくさん根回しする。自分もされたように。


　リクエストありがとうございます
　1ヶ月以上放置してしまって本当にごめんなさい
　今回もなかなか重い感じなので私の性癖にいっぱい刺さりました

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