『リッチ警官キャッシュ』の短編集

地球最後の日 ページ19

※苦手だと思う方は、お戻りくださいませ


キャッシュ

キャッシュ「今度はあそこ行こうぜ！前行きたがってただろ？」

　行きたいこと、食べたい物、やりたいこと、片っ端からやっていく。悲しい顔もせずに、ただあなたの願いを叶えていく。そして最後の瞬間、貴方を力強く抱きしめ

「こんな俺を好きになってくれてありがとうな」
　彼が顔を押し付けている貴方の肩は、少しだけ水が滲んでいた

マルメン

マルメン「泣かないで、あなたは笑っているのが1番良いです」

　愛する彼と別れるのが怖くて思わず泣いてしまう貴方。震える手で涙を拭ってくれる彼の顔には、水を拭ったような跡が。彼の言葉の通り笑顔になる貴方に、今度は彼の目からボロボロと涙が出てきた

「好きですっ…！！誰よりも……何よりも……！！」
　貴方を失う事が何よりも怖い

クレジット

クレジット「フン、世界の滅亡など興味も無い」

　全く動揺してないかのように言う。でも今日は貴方から離れようとしない。やりたい事は無いかと聞く彼にあなたは『ずっと一緒にいて』と答える。フッと笑い望み通りの1日にする。

「会えたのがお前で良かった」
　最期の日に、初めて本音で言った

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