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▽続き ページ9
「ついてこないでよ」
「そっちが街なんだろ？」
「いや、私の家だけ」
「なっ騙しやがったのか！？」
女は膨れっツラになって振り返る。
「勝手についてきたのはそっちよ！」
普通街だと思うだろうが！
「お前の家は街にねぇのか」
「森は抜けられるけど、反対側よ、沿岸から回ることね」
「へぇへぇ」
そんな事しなくても、今から反対の方向へ行けば良い。
「斬ってくれるなら、今から案内してあげよっか？」
「ハッ馬鹿らし、おれは街に行く」
☆☆☆
「馬鹿らしいのは、貴方なんじゃない？」
「うっせー」
反対へ歩いていたはずなのに、なぜかこの女の家の前だ。
「夜も遅いから、あがる？ご飯と寝る場所くらいは提供できるけど？」
「誰がヤバそうな女の家に上がるんだよ」
「はいはい、サヨナラ〜」
「…」
◇◇◇
「…」
「いや、方向音痴も度が過ぎると失笑モンね」
「……知るか」
「いやぁ、その刀で傷つけてくれたら、入れてやっても良いよ」
「ぜってぇしねぇ」
「ジョーダン、これ」
液体の音が聞こえる。彼女の手元にはお酒、それも、上物だ。顔を見ると唇が弧を描く、彼女の手元で酒が揺れる。
「飲めるくちでしょ？付き合いなさいよ」
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マリコ - ワンピース短編集はロビンの生き別れの妹設定とルフィに恋をしてそれからチョッパーより幼い小柄ヒロインをミルキィー・ローズに変身してそしてヒロインが空島に出発する前にルフィ達の仲間に入れるお話を見せてください。 (2021年6月29日 0時) (
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