サンジくんは今日のご飯 ページ6
※夢主特殊
「うっごめんなさい、サンジくん」
「これも駄目か、うんうん、全然気にしなくて良いぜ？
「じゃあ俺が食べる！！」
「おいテメーはさっき食っただろうが！！」
私はあんなに美味しそうに作られた物が食べられない。
口に入れても無味というか、体が受け付けられないのだ。最初は違った。私の島で起こった事件で、私は"化物"になってしまった。
「じゃあ、Aちゃん後で部屋にお邪魔するね」
「うん……」
待ちきれない。
涎が出そうになって、慌てて唾を飲み込んだ。そして、そう思ってる自分が恐ろしくなった。
☆☆☆
「大丈夫？ホントに？」
「あぁ、いいよ」
肩に齧り付けば、極上の血の味が広がる。
美味しい……本当に。
私の島は吸血鬼が住んでいた。協定を交わしていたが、一人の吸血鬼が村を襲い、すべてを無茶苦茶にしてしまったのだ。
私だけがそこで、生き残ってしまった。
私がはっと気づくと、サンジくんは貧血で倒れかけだった。
「わー！！！ごめんなさい！！！！」
顔を離すと、サンジくんは意識朦朧、やばい。
「ね、ねぇ、大丈夫？やっぱり暫くは他の人に頼むとか──」
「おれが、美味ェ飯作るから、俺が作りたいんだ……ワガママかも知れねぇ、それでも」
「ううん…ありがとう」
サンジくんのプライドが許さないのかもしれない。
でも、いつか、サンジくんを殺してしまいそうで、それだけは怖いのだ。
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マリコ - ワンピース短編集はロビンの生き別れの妹設定とルフィに恋をしてそれからチョッパーより幼い小柄ヒロインをミルキィー・ローズに変身してそしてヒロインが空島に出発する前にルフィ達の仲間に入れるお話を見せてください。 (2021年6月29日 0時) (
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