episode38 ページ39
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２人の背中をそっと撫でると、幸福な気持ちになりやはり彼らと一緒に居るのは居心地がいいと再確認させられた。だからこそ、Aは彼らには幸せで居てほしいと願うのだった──
『あ、いたいた！ハリー、ロン！』
ハリーとロンの姿を確認するとAは笑顔で駆け寄る。
「A、メリークリスマス」
『ふふ、メリークリスマスハリー！はい、こっちがハリーでこっちがロンのね？』
「僕に？」
「ハリー！見ろよ、手袋だぜ！」
すぐさまプレゼントを開けるロンにクスクス笑えば、ハリーも続いて開ける。ロンと色違いの手袋にハリーは嬉しくなった。
同時にウィーズリーおばさんから貰ったものや、匿名のプレゼントも含め沢山貰ったことに嬉しくなった。
「ありがとう、A。でも僕、何も用意してないや」
『いいの、気にしなくて。あたしがあげたくてした事だから』
「もしかしてAのとこにもママからプレゼントが？」
『ええ、ありがたく使わせてもらうわ』
クスクス笑うと、２人は嬉しそうでAもそんな2人の姿に嬉しくなった。
──作ったかいがあったわね。
「……そういえば、僕誰か分からないけど凄いものを貰ったんだ」
ハリーは自然と小声で話す。
透明になるマントを貰った、と。
『え！？と、透明マント！？……本物？』
コクリと頷くハリーにAは目を輝かせた。
『凄く羨ましいわ！ハリー！……それがあればホグズミードになんか無許可で行けちゃうわ……じゃなくて、バレないようにね？』
「Aって兄貴と仲が良い理由がよくわかるよ」
ロンの言葉に乾いた笑いが出てしまう。思わず後輩の前で興奮してしまった事に後悔するが、まあ、クリスマスということで無かったことにしようと考えた。
『さ、この後はご馳走が待ってるわよ』
そう告げハリー達と向かった。
「わあ、こんなご馳走初めてだ！」
興奮したようにテーブルに並べられたご馳走を見つめるハリーに、合流した双子と笑っていた。
そして、マグルでは見られないクラッカーを双子やハリーと共に鳴らす。そのクラッカーをもキラキラとした目で見るハリーに、Aはクスクスと笑う。
『マグルじゃお目にかかれない代物だものね？』
「Aなんか初めて見たときは目を丸くしてたもんな」
『もう、フレッドその話はやめて』
「ハリーと同じだったぜ？」
『もう、ジョージまで……』
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高菜(プロフ) - あおさん» わわ、こちら誤字でした(´;ω;｀)「魔法」ですね。修正しました！ご報告ありがとうございます。助かりました。 (2021年12月18日 20時) (
レス) id: 5d2279693e (このIDを非表示/違反報告)
あお - な方？ (2021年12月18日 19時) (レス) @page37 id: 46efee1d0c (このIDを非表示/違反報告)
高菜(プロフ) - 星空夢月さん» 読んでいただき、ありがとうございます！わー！すみません、ありがとうございます！修正しておきます。誤字報告助かります！ (2021年12月11日 13時) (レス) id: e272390ee5 (このIDを非表示/違反報告)
星空夢月(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます！エピソード41の始めの文のところが、名前になってます！！ (2021年12月11日 11時) (レス) @page42 id: 335f3bf1dc (このIDを非表示/違反報告)
高菜(プロフ) - 不死川さん» 読んでいただきありがとうございます！大好きと言っていただけて、本当に嬉しいです。長いお話にはなりますが、最後までお付き合いしていただけるよう、頑張ります！ (2021年12月9日 15時) (レス) id: e272390ee5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：高菜 | 作成日時：2021年12月4日 21時
