episode27 ページ28
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「クアッフルは再びグリフィンドールへ──あれは、グリフィンドールのチェイサー、Aです。フリントの周りで素晴らしい急降下です。流石、双子のウィーズリーの姫！」
「ジョーダン！」
「──えー、姫……ではなく、ゴールに向かって飛びます」
Aはゴールに向かうと、投げようとする。しかし──
『……ッ！！』
ブラッジャーが勢いよく後頭部に当たり、バランスを崩し箒から落ちそうになる。ぶら下がるような形になり、完全の無防備になってしまう。
「あいたっ！ブラッジャーがAの後頭部に直撃、これは痛かった──」
Aはすぐに箒に戻ろうと体制を整えようとしたが、邪魔されそうになる。
「「A！！」」
フレッドとジョージの声が聞こえるも、大丈夫だと視線を送る。
「A！」
ウッドの機転によってなんとか元に戻る事が出来ると、クアッフルを取ろうと猛スピードで進む。
すると、ピュシーの頭にブラッジャーが直撃した。
双子のどちらかだろう。
クアッフルがアンジェリーナの手に渡ったのを見ると、Aはすぐにカバーに入る。
邪魔はさせないと近寄るスリザリン生達の周りをクルクルと回る。
「おっと、これは──A選手、見事なカバーだ！」
ゴールまで箒を走らせるとアンジェリーナはゴールに投げると見せかけ、Aにパスをする。受け取ったAはすぐさまゴールに投げる。
「アンジェリーナ選手、ゴールに……なんと、キーパーを欺いた！流石、グリフィンドールの女子だ！そして美しい、なんて最高──」
「ジョーダン！！！」
マクゴナガルの怒りの様子に肩を竦ませたリーだったが、会場は大歓声に包まれている。
「ナイスA！」
『流石、アンジェリーナ！あそこでフェイントなんて最高よ！』
興奮したように話すAと嬉しそうなアンジェリーナはハイタッチを交わす。
リーの実況が再開する。スリザリンがゴールまで物凄いスピードで向かっている。
Aはすぐさま追いかける。
アリシアを避け、ゴールに行くかとおもいきや──
「あれはスニッチか？」
リーの言葉に辺りを見回す。
すると、スニッチが横切ったせいでクアッフルを落とすのをAは見逃さなかった。
キャッチすると、ハリーを見る。
その場のチェイサー全員が自分の役目など忘れて注目してしまっている。
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高菜(プロフ) - あおさん» わわ、こちら誤字でした(´;ω;｀)「魔法」ですね。修正しました！ご報告ありがとうございます。助かりました。 (2021年12月18日 20時) (
レス) id: 5d2279693e (このIDを非表示/違反報告)
あお - な方？ (2021年12月18日 19時) (レス) @page37 id: 46efee1d0c (このIDを非表示/違反報告)
高菜(プロフ) - 星空夢月さん» 読んでいただき、ありがとうございます！わー！すみません、ありがとうございます！修正しておきます。誤字報告助かります！ (2021年12月11日 13時) (レス) id: e272390ee5 (このIDを非表示/違反報告)
星空夢月(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます！エピソード41の始めの文のところが、名前になってます！！ (2021年12月11日 11時) (レス) @page42 id: 335f3bf1dc (このIDを非表示/違反報告)
高菜(プロフ) - 不死川さん» 読んでいただきありがとうございます！大好きと言っていただけて、本当に嬉しいです。長いお話にはなりますが、最後までお付き合いしていただけるよう、頑張ります！ (2021年12月9日 15時) (レス) id: e272390ee5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：高菜 | 作成日時：2021年12月4日 21時
