episode23 ページ24
。
スリザリンのクィディッチメンバーである、グラハム・モンタギューから学校内でも攻撃を受ける。それはきっとフレッドとジョージと仲が良いからだろう。
非常に厄介でAは頭にきているのは事実。
打倒、スリザリン。ということで非常に気合が入っている。
『……あたしがビーターなら、モンタギューの頭にブラッジャー打ちっぱなしにしてるのに』
「俺らもそれをやってたいぜ」
「まあ、安心しろよ。俺らが守ってやるよ」
『ええ、期待してるわ』
クスクス笑って大広間を出れば、背後から思い切り肩にぶつかられよろけてしまうのを、ジョージが支えてたればニヤニヤと憎たらしく笑う、モンタギューにフレッドは今にも掴みかかりそうだった。
「おい！」
『フレッド！やめて！』
「ウィーズリーの金魚のフンの為に今日もご苦労だな。次のクィディッチは見てろよ？叩き落してやる」
「その前に俺がお前を叩き落してやるよ！」
『……やれるものならやってみなさいよ。絶対に負けないから、アンタみたいな卑怯で下劣な奴になんか』
「フン、その減らず口が叩けるのも今だけだ──穢れた血……いや、”血を裏切る者”か」
「「モンタギュー！！！！」」
怒りを露わにする双子をAは必至に止めると、モンタギューは満足そうにその場を去った。
『2人ともありがとう、怒ってくれて。でも、手を出しちゃったらクィディッチ禁止にされちゃうかもしれないわよ？』
「……それでも黙ってられないな」
「ああ、絶対いつかお返ししてやらないとな」
2人に小さく溜息を零せば庇ってくれることは素直に嬉しかった。
「そうそう、明日からクィディッチの練習早くなるらしいぞ」
ジョージの言葉にAは少し嫌そうな顔をする。
『え、また朝早くなるの……？』
「ああ、あのウッドだぜ？」
フレッドの言葉にそうね、と頷くしかなかった。
ジョージの言葉通り、練習時間は早くなりウッドの熱血指導に疲れ果てていた。
しかし、楽しみなのは今年からホグズミードに行けるのだ。その事にメンバー達もウキウキとしていたが、Aはその話題になると小さく笑うだけだった。
。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 316人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハリーポッター」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
高菜(プロフ) - あおさん» わわ、こちら誤字でした(´;ω;｀)「魔法」ですね。修正しました！ご報告ありがとうございます。助かりました。 (2021年12月18日 20時) (
レス) id: 5d2279693e (このIDを非表示/違反報告)
あお - な方？ (2021年12月18日 19時) (レス) @page37 id: 46efee1d0c (このIDを非表示/違反報告)
高菜(プロフ) - 星空夢月さん» 読んでいただき、ありがとうございます！わー！すみません、ありがとうございます！修正しておきます。誤字報告助かります！ (2021年12月11日 13時) (レス) id: e272390ee5 (このIDを非表示/違反報告)
星空夢月(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます！エピソード41の始めの文のところが、名前になってます！！ (2021年12月11日 11時) (レス) @page42 id: 335f3bf1dc (このIDを非表示/違反報告)
高菜(プロフ) - 不死川さん» 読んでいただきありがとうございます！大好きと言っていただけて、本当に嬉しいです。長いお話にはなりますが、最後までお付き合いしていただけるよう、頑張ります！ (2021年12月9日 15時) (レス) id: e272390ee5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：高菜 | 作成日時：2021年12月4日 21時
