永遠のキズナ。〈水溜りボンド編〉 (ページ3)

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ヤンデレが二人も。ページ3

ト｢お前は俺らだけのものだから。｣

カ｢何で逃げるの・・・？もう逃げられなくしてほしいの？｣

そう言いながら目の前の吸血鬼は私に首輪と鎖をつけ、どこにもいかせなくした。

えーと、状況説明。

美羽の家に遊びにいく
　 ↓
家行ったらヤンデレの吸血鬼×２がいた
　 ↓
狼涼ってバレてあっさり確保&軟禁

って感じ。美羽、恨むぞ。

でも実際逃げられない。私の能力はかなり不安定だから、使うなって言われた。
でもいいや。使っちゃえ！

｢レイヴンレスト(鎖を斬る)｣

よし、切れてくれた。なんとか首輪も外せたしとりあえず逃げるが勝ち。戦略的撤退！

｢｢逃がさないよ｣｣

うわ、見つかった。っていうか早くない？自分がいた部屋から出て30秒もたってないよ。

ト｢この外の世界は絶対に見せてあげない。逃げても無駄だよ。俺たちがこの町を壊すから。｣

カ｢もう一回逃げてみてよ。次はどこまでも追いかけて、逃げれなくしてあげる。｣

ト｢お前は俺達だけを見ていれば良いの。俺たちのものだって印、ちゃんとつけてやるから。｣

吸血鬼の一人が顔を近づけてきて、怖くなって後ろに下がっていると、

その吸血鬼がぶっ飛ばされた。

美羽｢二人とも言い過ぎ。次そういうことしたら本気で起こって薙刀振り回すよ？｣

｢｢すみませんでした｣｣

美羽怖。でもヤンデレ×２がいるから天使かも

｢美羽のお兄さん？達ちょっと怖いね・・・｣

美羽｢そうかも。かなりヤンデレだから、そこ注意して。最悪拘束とかされるかも。｣

なにそれ、怖い。拘束とか既にされてたけど怖すぎない？

この屋敷の何もかもが怖くなって、

その日は美羽と同じ部屋で寝た。