Guardian

17：with Ys ページ18

Ys1「Aちゃあぁぁん！！」

『うわっ、』

向こうから180cmの成人男性が走ってくるのが見えた。嫌な予感しかしない。
ファンの人たちのカメラが皆こっち向いてる。


Ys1「会いたかっ……痛っ！！」

『うわ、痛そー(棒)』

抱きつかれる直前、さっと右方向に回避。慣性のおかげで山田さんは顔からグラウンドに突っ込んだ。
痛そうと思いながらのろのろと起き上がる彼を見ていた。


Ys1「酷ない！？」

『何がですか？』

Ys1「人がハグしようとしてるのに避けるか！？」

『写真撮られたくないですから』

Ys1「冷たいなぁ」

『とにかく離れてください』

Ys1「やだ」



『、、つば九郎にお願いして宮本さん召喚しますよ』

Ys1「ごめんなさい」


つば「よんだ？？」

『Perfect timing.』

Ys5「哲人何してんの？」

Ys1「後輩に虐められてます」

『逆です。山田さんが虐めてきます』

Ys5「女の子虐めるなよ」

つば「だいじょうぶだった？」

『大丈夫ではあるけど、、また宮本さん召喚しておいて』

つば「わかった」



Ys5「哲人がごめんな」

『別に良いですよ』

Ys5「、、頼むから宮本さん召喚はやめてくれよ」

『それはあの鳥に言ってください』

Ys5「Aちゃんは哲人のこと嫌いなの？」

『今はまだわからないです』

Ys5「まあ、、そうだよね。ほとんど初対面だし」


Ys5「でもまあ悪い奴ではないから仲良くしてやって」

そんなことを言われた。仲良く、と言っても九歳年上の男性だけど。努力はしよう。
あれでも一応()高校の先輩だし。



『あの、川端さん、』

Ys5「慎吾さんで良いよ」

『じゃあ慎吾さん。できれば次お話しする時は屈むか座るかしてくださると有難いです』

Ys5「あっ、、ごめんね」

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