心を見つけた虎の子。

兄妹バッテリー ページ30

『ゆうちゃん』

T95「なに？」

『ハグさせて(真顔)』

T95「はぁ？」


精神的疲労により人肌がめちゃくちゃ欲しい。



『10秒だけでええから！』

T95「まずなんで俺！？」

『精神的疲労』

T95「俺じゃなくてもいいd……うわぁ！」


ごちゃごちゃうるさいゆうちゃんに無理矢理抱きつきました。



『あったかい、、』

T95「それは良かった」

『あ、ゆうちゃんいい匂いする』

T95「！？」

『何やろこれ…柔軟剤？どこのメーカーのやつ？』

T95「っ馬鹿！嗅ぐな！」

『減るもんでもないしええやん』

T95「Aに関してはそういう問題じゃない」

『え？』

T95「彼氏いるだろ！」


……ゆっきー、良かったな。ゆうちゃんは常識人やったで。



『ゆうちゃんは常識人やな』

T95「お前らがズレてるんだよ」

『え？』

T95「え？じゃない」


T95「あ、梅野さん助けてください」

T44「？あぁ、悪いことは言わん。そのまま抱かれとけよ、いい事あるから」

T95「えぇ！？」

T44「兄妹バッテリーで頑張れよ」

『勿論です』



ニヤニヤしながら梅さんは去っていきました。

T95「いい事って何……」

『ねー、ゆうちゃん、』

T95「ん？」


『好きやで』

T95「……ばーか」



(妹に振り回される兄)

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