心をなくした虎の子。

先輩後輩 ページ18

来るべくして来たファイターズ戦。


とにかく会いたくないので糸井さんチェック入ります。

『宮西さん、中田さん、賢介さんと拳士は入れて大丈夫です。後は自分より後輩。それ以外は門前払いで。』









.









F7「A、ちょっと話g「はいはい帰って―。」

F10「Aさん、遊びに来ましたよ！」



『あ、優心に亮！久しぶりやん！』





可愛い後輩の前なら自然と笑顔になれます。


F10「今日の試合後ご飯いきましょ！」

F68「優心の奢りで。どうです？」


『行く！優心の財布空っぽにしてやる。』



それはないっすよ―と困り顔の優心。大丈夫、少食やから空になることはないよ。


『自分より先輩以外…ピンとかなら誘ってええよ。ただ先輩誘ったら……ねぇ？』



「「は、はい。(怖ぁ……)」」

『じゃ、そろそろ戻りな。そっちの先輩が待ってる。』









後輩が帰ってすぐ、もう一人糸井さんチェックを突破した人が。

F25「邪魔すんで―。」


『邪魔するんやったら帰って。』

F25「はいよ〜ってアホか！あんな、俺先輩。」



『うん、知ってる。』

アホか、と頭を叩かれた。痛い。ま、翔さんのこめかみグリグリよりはましだけど。


『あ、300ホールドおめでとうございます。』

F25「遅いわ。今日ご飯付き合えよ。」



『あ、今日そっちの後輩と行くから無理。』

F25「あ？お前、もう次はないからな。」


そう言いながらまた誘ってくるでしょ。




『明日と明後日は何もないけど。』


F25「じゃあ明日な。予定入れんなよ。」

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