446. スローモーション 【2012/12/06】 ページ46
久しぶりに触れたユチョンの唇は
よく熟れたイチゴのように赤くて甘い
ずっとずっと味わっていたくて
夢中でそれを求め続けた
A「・・っん・・」
YC「・・ごめん・・苦しい？」
A「・・ヤだ・・離さないで・・」
余裕なんてもうどこにもなくて
一寸の隙間も埋めてしまいたくて
息をすることさえも忘れてしまうほどにユチョンを求めた
A「・・おねがい・・」
不思議なほど、恥ずかしさも照れもなかった
本能の赴くまま、自分から唇を重ねた
ユチョンはそれに応えるように私の腰を強く引き寄せて
素早く立ち上がって私をベッドに運んだ
YC「ごめん・・やさしくする余裕ない」
ベッドに横たわらせた私に跨ってそう言うと
着ていたTシャツをさっと脱ぎ捨てた
天井から注ぐ淡いライトが後光のように瞬いて
下から見上げるその姿は、まるで私に舞い降りた天使みたい
その天使は私のシャツに手をかけると
焦ることなく丁寧に、ひとつひとつボタンを外した
そのスローモーションくらいにゆっくりな動作が
ただでさえ暴走気味の私の鼓動を、さらに加速させる
A「・・ぁっ」
露わになったブラをグイっと捲し上げてそこに舌を這わすと
波打つようにもがく私の体を両手で押さえつけた
A「んっ・・ぁんっ・・」
自分のものとは思えないくらいに敏感なカラダ
どこに触れられても、必要以上に反応してしまう
YC「・・どうしたの？今日・・」
自分にもわからない
ただ、ユチョンに触れられるトコ全てが
心臓にでもなったかのようにドクドク音をたてて熱を帯びる
A「んはぁっ・・」
こらえようにもこらえきれずに、ついつい声が漏れる
いつの間にか身につけていたものは全て取り払われて
ユチョンも私も、生まれたままの姿で絡み合っていた
A「ユ・・チョ・・っはぁ・・もうっ・・だめ・・」
YC「まだ・・まだだめだよ・・」
ユチョンは私の体全体に唇や指を這わせるだけで
肝心なコトはしてくれない
A「ぁっ・・んっ・・なんで・・」
YC「・・ずっと見てたい・・Aのその顔・・
そういう声も・・ずっと聞いてたい・・終わりたくない」
私の体に指を滑らせながら見おろすその瞳には
戸惑いの影がゆらゆらと揺らめいていた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 116人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東方神起」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ひとみ(プロフ) - はい( ´ ▽ ` )ﾉありがとうございます。 (2012年12月25日 1時) (
レス) id: 829c98bf56 (このIDを非表示/違反報告)
てん(プロフ) - ひとみさん» ひとみさん、Part10開店しました♪またそちらにもコメントくださいね〜。よろしくです！ (2012年12月25日 1時) (レス) id: 060510fa82 (このIDを非表示/違反報告)
ひとみ(プロフ) - 遅くまで、お疲れ様です。マイペースで、ガンバです。待ってます〜( ´ ▽ ` ) (2012年12月24日 23時) (レス) id: 829c98bf56 (このIDを非表示/違反報告)
てん(プロフ) - ひとみさん» ひとみさん、あわてふためいていただけるほど待っててくださるってことですよね？？うふふ・・嬉しい・・。今仕事から帰ったところなので、もう少し待っててくださいね♪ (2012年12月24日 23時) (レス) id: 060510fa82 (このIDを非表示/違反報告)
てん(プロフ) - ミニーさん» はじめましてのミニーさん、いつもありがとうございます♪Part10は準備中のため、施錠しています（汗）整ったら開錠しますので、もう少ーし時間をください（> <；） (2012年12月24日 23時) (レス) id: 060510fa82 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：てん
| 作成日時：2012年8月15日 22時
