442. お城のホテル ページ42
CM「ヌナも準備してください」
会計を待つ間お手洗いに行ったユチョン
ジュンスはタクシーを拾いに外に出た
そしてチャンミンは腑に落ちない顔で座っている私を見下ろしてる
CM「嫌なんですか？僕たちと同じところに泊まるの」
A「・・嫌じゃないけど」
CM「けど？」
A「・・やっぱり・・」
CM「嫌じゃないならいいじゃないですか」
A「嫌じゃないならって・・」
そういう問題じゃないってことくらい
チャンミンはわかってくれるって思ったのに
・・なんか・・なんか・・
CM「僕に幻滅したみたいな顔するのやめてください」
A「べ・・別にそんなんじゃ・・ないし・・」
CM「・・はぁ」
小さくため息をついたチャンミンが
改めて私の前の席に腰を下ろした
CM「ヌナ」
A「・・な・・なに」
静かなその佇まいに、ややびびる私
黙っておとなしく従えばよかった・・かも・・
CM「ユチョンのこと、もっと信用してもいいです」
A「・・・ぇ？」
CM「わかってますよ、気をつけてくれてること」
怒られるのかと思って身構えたのに
それどころか、チャンミンの口調はとってもやさしかった
CM「でもいいんですよ、ヒョンがああ言ってる時はついていけば」
A「けど・・」
CM「ヒョンは今、思慮深い男に成長中です」
A「・・思慮・・深い？」
CM「感情に任せて態度に出すこと、まぁゼロじゃないですけど、減りましたしね」
思い起こすように斜め上を向いて頷くチャンミン
CM「思いの外、順調です」
その口ぶりがちょっと生意気でおかしくて・・
なんだか心がフワっとした
A「・・ふっ(笑)」
CM「おかしいですか？」
A「うん、おかしい(笑)」
クスクス笑う私を怪訝そうな顔で見るチャンミン
そこにジュンスが駆け込んできた
JS「もぉっ！タクシーの運転手さんが日本語通じない！」
A・CM「・・は？」
それを言うなら「ぼくの日本語が通じない」では・・
JS「お城のホテルまで4人いいですかって言ったら
酔っ払いは乗せない！って行っちゃった！」
お城のホテルって・・
ネオン煌くある意味お城みたいなホテルに連れてかれるよ
しかも4人で・・って・・
CM「・・ヌナ・・この人に任せてたら永遠にタクシーに乗れませんよ」
・・確かに
443. ハート泥棒→←441. 確信犯 【2012/11/18】
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ひとみ(プロフ) - はい( ´ ▽ ` )ﾉありがとうございます。 (2012年12月25日 1時) (
レス) id: 829c98bf56 (このIDを非表示/違反報告)
てん(プロフ) - ひとみさん» ひとみさん、Part10開店しました♪またそちらにもコメントくださいね〜。よろしくです！ (2012年12月25日 1時) (レス) id: 060510fa82 (このIDを非表示/違反報告)
ひとみ(プロフ) - 遅くまで、お疲れ様です。マイペースで、ガンバです。待ってます〜( ´ ▽ ` ) (2012年12月24日 23時) (レス) id: 829c98bf56 (このIDを非表示/違反報告)
てん(プロフ) - ひとみさん» ひとみさん、あわてふためいていただけるほど待っててくださるってことですよね？？うふふ・・嬉しい・・。今仕事から帰ったところなので、もう少し待っててくださいね♪ (2012年12月24日 23時) (レス) id: 060510fa82 (このIDを非表示/違反報告)
てん(プロフ) - ミニーさん» はじめましてのミニーさん、いつもありがとうございます♪Part10は準備中のため、施錠しています（汗）整ったら開錠しますので、もう少ーし時間をください（> <；） (2012年12月24日 23時) (レス) id: 060510fa82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てん
| 作成日時：2012年8月15日 22時
