413. ぎゅってして ページ13
美樹ちゃんはタクシーを手配しに行ってくれて
ユチョンとふたり、俊兄ちゃんのベッドサイドに並んで座った
A「ユチョン・・そろそろ」
YC「・・うん・・じゃ、お兄さんまた来ます」
眠るお兄ちゃんにあいさつして立ち上がったユチョン
A「・・やっぱり駅まで一緒に」
YC「大丈夫、Aはお兄さんのそばにいて」
私は名古屋に残る事になったから
ユチョンとは少しの間・・お別れ
YC「仕事、大丈夫なの？」
A「うん、もうけっこう仕上がってるの
あとはあれで確認しながら細かい効果つけたり、修正できる」
ユチョンが気を利かせて荷物に入れてくれたMacBookを指しながら言った
YC「遊吏さんはなんて？」
A「Aさんがそばにいたら良くなるものもならないんじゃない？って」
YC「ははっ・・遊吏さんらしい」
A「ホント・・ひどいボス(笑)」
YC「・・(笑)」
A「・・・」
そう言ったきり、沈黙になってしまった・・
A「・・ユチョン」
YC「・・ん？」
ユチョンの両手を取って、それを自分の腰に回した
YC「・・ちょ・・A」
珍しくスキンシップに焦るユチョン
A「ちょっとだけ」
YC「お兄さんが・・」
A「お兄ちゃんも見て見ぬフリしてくれる」
今は素直に、ユチョンに甘えたかった
そして、下手な言葉の代わりに、気持ちが伝わればいいなって思った
A「私・・きっとまた泣くけど、でも大丈夫だから」
YC「A・・」
A「ユチョン・・いつもそばにいてくれて、本当に・・ありがとね」
そう言ってぎゅっと抱きつくと、焦っていたユチョンも、やっといつものように抱きしめてくれた
その力強さに安心して、ユチョンの胸にそっと顔を埋めた
A「ありがとう・・だいすき」
YC「A・・」
そっと体を離して見つめ合った私たち
磁石が引き寄せあうように顔が近づいたその時・・
美樹「乗り遅れますよ」
YC・A「っ！？」
ふたり同時にドアの方に視線を向けると、5cmくらいの隙間から美樹ちゃんが覗いていた
A「み・・美樹ちゃんっ」
ふふんって顔で入ってきた美樹ちゃん
美樹「ユチョンのキスシーン阻止成功♪」
A「もぉ・・何言ってんのよぉ・・」
YC「ふはっ(笑)」
そして、ユチョンは東京に戻って行った
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ひとみ(プロフ) - はい( ´ ▽ ` )ﾉありがとうございます。 (2012年12月25日 1時) (
レス) id: 829c98bf56 (このIDを非表示/違反報告)
てん(プロフ) - ひとみさん» ひとみさん、Part10開店しました♪またそちらにもコメントくださいね〜。よろしくです！ (2012年12月25日 1時) (レス) id: 060510fa82 (このIDを非表示/違反報告)
ひとみ(プロフ) - 遅くまで、お疲れ様です。マイペースで、ガンバです。待ってます〜( ´ ▽ ` ) (2012年12月24日 23時) (レス) id: 829c98bf56 (このIDを非表示/違反報告)
てん(プロフ) - ひとみさん» ひとみさん、あわてふためいていただけるほど待っててくださるってことですよね？？うふふ・・嬉しい・・。今仕事から帰ったところなので、もう少し待っててくださいね♪ (2012年12月24日 23時) (レス) id: 060510fa82 (このIDを非表示/違反報告)
てん(プロフ) - ミニーさん» はじめましてのミニーさん、いつもありがとうございます♪Part10は準備中のため、施錠しています（汗）整ったら開錠しますので、もう少ーし時間をください（> <；） (2012年12月24日 23時) (レス) id: 060510fa82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てん
| 作成日時：2012年8月15日 22時
