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参 ページ3
「ん……………うわ!?」
『わ!起きた!』
次に目を覚ました時には、2つのきゅるきゅるとした大きな目に見つめられていた。
「あなた誰ですか!?」
『佐久間だよ!』
「耳………」
『あ、これ?だって"うさぎ"だからね!』
「うさぎって…ちゃんと日本語喋ってるじゃないですか…」
『だって日本の人がみんなして「月にはうさぎが住んでる!」って言うからさ、生えてきちゃった!言葉はなんでも喋れるよ!』
「生えてきちゃった!って………」
「というかここはどこなんですか?」
『月だよ!』
「…さっきからふざけないでください。警察呼びますよ。」
『ふざけてないよ!本当だもん!そこの窓覗いてみて?』
そこに広がっていたのは…
「うそ、地球…」
真っ黒な宇宙に浮かぶ、教科書でしか見た事のないような地球の姿でした。
『ね?嘘じゃないでしょ?』
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作者名:すみれ | 作成日時:2020年9月29日 0時