花園に茶会 弐 ページ45
雄英高校近くのカフェにある個室
個室と言ってもVIPルームなので大人二十人は余裕ではいれる大きさだ
葉隠「クッキー食べてる！可愛いー！」
麗日「お人形さんみたいやねー！双子なん？」
「双子ではないわね、でも兄弟よ」
麗日達がAとの会話を楽しむ一方
品よく美味しそうにお茶菓子を楽しむ平野と前田を鑑賞…愛でていた
少し離れたところに二人用の丸テーブルを二人で囲みお茶菓子を楽しむ平野と前田
キラキラと瞳を輝かせ美味しそうに頬を染めるその姿は実に愛らしい
Aは笑顔の仮面を被り、内心で悶えていた
「うちの子可愛い」と内心悲鳴にも近い声を上げていることは誰も知らない
お人形のように整った容姿に「キレーイ！」「可愛いなぁ」と声を上げる彼女らにAはそうだろうそうだろうと何度も頷いている
耳郎「良かった…」
ポツリと呟かれたその言葉
空気に溶け込む前にAはその言葉を聞き取り、首を傾げた
耳郎は「聞かれちゃったか…」と少し恥ずかしそうに頬をかいた
耳郎「白虎と話せるようになって良かったなーって思ってさ」
「響香…えぇ、私もよ。またみんなとお話しできて、嬉しいわ」
上品に口元に手を添え笑うA
その姿は、彼女達の知っていたAとは違い、綺麗だった
あの頃はケラケラと楽しそうに笑っていて、綺麗というよりかは可愛いA
すると、何か思いついたといわんばかりの満面の笑みを浮かべた葉隠
葉隠「恋する乙女は美しいっていうけど…そうなんですかぁ？白虎さぁん!?」
麗日「え！？白虎ちゃん恋してるん！！？」
芦戸「そういえば…白虎の周りには随分とまぁ美男子が居ると聞いてるけど、もしかして!?」
葉隠の爆弾発言にざわつく彼女達
Aは突然のことに飲んでいた紅茶を噴出すところだった
息苦しさを我慢して、何とかこの場を切り抜けなければと考えを巡らせる…事は出来なかった
「ケホッケホッ…ん”ん”…な、何を言って…!?」
蛙吹「ケロ、とても怪しいわよ白虎ちゃん」
慌てふためくAに詰め寄る葉隠達
Aは平野と前田に目を向け助けを求めるが二振はふんわりと微笑むだけだった
それは「頑張って下さい主」というもので…
芦戸「ゲロゲロと吐くのだー！」
「勘弁してー！！」
こんな穏やかな日常もいつかは終わりを告げるものだ
Aは、白虎の使命は歴史を守ることだから
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イッヌの毛 - あの苗字が十六夜！作者さん東方好きなんですか？ (2020年10月7日 19時) (
レス) id: e2d97a71dd (このIDを非表示/違反報告)
愛桜(プロフ) - お疲れ様です！暴かれし麗しの花 伍のVIPは、MVPでは無いでしょうか！意図的だったらすいません！ (2020年9月29日 16時) (レス) id: 7f287eacb1 (このIDを非表示/違反報告)
呉羽(プロフ) - この作品神だと思います！頑張って下さい！もう更新まだかまだかと待ち構えてます！もう好き← (2020年9月10日 20時) (レス) id: ee2ee390ab (このIDを非表示/違反報告)
みかん - なんだ、神作品かよ崇めるわ← (2020年9月10日 6時) (レス) id: 186b49f139 (このIDを非表示/違反報告)
紅しょうが - 刀剣乱舞とヒロアカのクロスオーバー！私得すぎて泣きました(笑)ヒロアカキャラがどう絡んでくるのか楽しみです！四神の設定カッコイイですね好き← (2020年9月6日 17時) (レス) id: 01ef15654f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：(*´ω｀*) | 作成日時：2020年9月6日 16時
