女嫌いのあなたに恋をしましたpart4【雪村豹牙】 (ページ3)

今日:14 hit、昨日:5 hit、合計:21,405 hit

♯113話ページ3

暖かい風が柔らかく肌を撫で

桜の花びらが舞い落ちる

あれから４月になり私達は２年生になった

そして今、靴箱の前にある掲示板の前にいる

湾田「お。Aー、雪村ー。俺ら同じクラスだってよー」

雪村「えぇ……」

湾田「えぇ……」

今日は始業式…ということで新しいクラスが張り出されている

残念ながら浪川と光良は隣のクラスらしい

ちなみに豹牙とは4年連続同じクラスという……

「Aさぁぁぁぁん！」

貴方「え………、」

誰かがこちらに向かって手を振りながら走ってきた

それは＿＿＿

貴方「みっ、岬！？」

喜峰「久しぶりっすね！元気でしたか！」

貴方「うん、元気だよ。ていうか、岬がここ入学してるとか初耳なんだけど！」

喜峰「驚かせたかったんすよー」

「ちょ、喜峰くーん。急に走ってどうしたの？」

岬が来た方から青緑色の髪の男の子が走ってきた

うわぁ…、あの子見た事ある

ちなみにその後ろにいる2人も知ってる…

喜峰「あ？狩屋達がおっせぇんだよー」

狩屋「仕方ないじゃん！剣城君達が…」

剣城「白竜だろ」

白竜「む。俺は悪くないぞ！生徒指導の教師共が悪いんだ！」

私の後ろで浪川が大きなため息をついている

湾田、光良は苦笑い

雪村「あんたら、サッカー部に入るんだよ…な？」

白竜「もちろんそのつもりです」

貴方「てことは、今年のエースストライカーは白竜君決定かな」

浪川「はー？後輩なんかにエースストライカーの座は渡さねぇよ！」

白竜「ハハハハッ！浪川はエースストライカーをしているのか！

だが！エースストライカーは俺か剣城しか認めん！」

浪川「白竜！てめぇ年下だろ！敬語使え！」

湾田、雪村「お前が言うな」

と見事に湾田と豹牙がハモった

今年はまた賑やかになりそうだ