女嫌いのあなたに恋をしましたpart4【雪村豹牙】 (ページ16)

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♯124話ページ16

浪川side

Aが……俺の彼女だと？

こいつ何言ってるんだ…？

湾田「ま、またまたぁ。冗談はよせよ雪村～」

雪村「は？冗談？何の事だよ。つか、何であんたらがここに居るんだよ。

あんたら海王だろ？白咲とかは？」

流石に嘘じゃないことが分かり、湾田の顔が少し青ざめた

Aはさっきから俯いたままだ

吹雪「少し、2人にさせてくれないかな？多分君達が居たら話が進まないから」

貴方「……分かり…ました」

そう言いAは走って病室から出て行った

喜峰「Aさん…ッ！」

湾田「よ、喜峰！？」

喜峰が急いでAを追いかけた

狩屋達も後を追う

俺は少しの間動けなかった

吹雪「浪川君。Aちゃん…よろしくね」

浪川「……あぁ」

俺も急いでAを追いかけた

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喜峰side

喜峰「Aさん…っ！」

貴方「………岬……」

Aさんは中庭のベンチに腰をかけて居た

零れ落ちそうなくらい涙を目に溜めている

喜峰「えっと……その」

貴方「笑っちゃうよね…」

喜峰「ぇ……」

Aさんは上を向きながらそう小さく呟いた