女嫌いのあなたに恋をしましたpart4【雪村豹牙】 (ページ15)

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♯123話ページ15

雪村「何で俺がこんな目に……」

俺は1人クラスの人数分のノートを抱えて職員室に向かっていた

何故か数学の教師に課題を集めるよう指示されたんだ

Aも着いてくると行っていたが宿題に追われていて俺だけになった

「悪いなー雪村。これ、お詫びだ」

雪村「……ども」

何故か渡されたのは苺の飴

後でAにやろう、あいつ苺好きだし

俺はもらった飴をポケットに入れ、階段を登り始めた

＿＿＿その時、ﾄﾞﾝｯと誰かに押された

俺は受け身など取る暇も無くそのまま地面に叩きつけられた

頭を打ったのか意識が朦朧とする

誰かの悲鳴が脳を木霊する

そのまま俺は意識を失った

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

吹雪「A！」

貴方「士…郎…さん…！」

吹雪「雪村が怪我したって…」

湾田「階段から落ちたらしいんすけど、頭打ったらしくて…

まだ意識が戻ってないです」

狩屋「今緊急治療中ですけど……」

私達は先輩方から連絡を受け、病院に向かった

豹牙が怪我をしたと聞いて

すると、緊急治療中のランプが消えた

中から数人の医者が出てきて笑顔でこちらに歩み寄ってくる

「手術は成功しましたよ。少ししたら目を覚ますと思います」

貴方「よかった……」

それから豹牙が目を覚ましたと聞いて病室に向かった

ｶﾞﾗｯと扉を開けると頭に包帯を巻いた豹牙がベッドに座っていた

そしてこちらを見て＿＿＿

雪村「吹雪先輩。ここ、どこですか？」

吹雪「え…、どこって…都内だよ？」

雪村「へぇー。で、何で海王とか雷門の奴らが居んの？白咲とかは？」

湾田「え………？」

何……言ってるの…？

貴方「ひ、豹……牙…？」

そして、最後に私を見てため息を付く

雪村「それ、あんたの彼女？」

浪川「は……？」

雪村「見舞いに来てくれたのに悪いけどさ、俺女嫌いだから出て行ってくれない？」

そう言われ、頭の中が真っ白になった

確かに豹牙は女の子が嫌いだけど

私に言うことはなかった

なら＿＿＿今のは何？